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30s

現実と虚構の間で生きているような、そんな映画だった。生と死が一気に押し寄せて、存在意義と葛藤してそのまま終わっていくような、答えがあるはずなのに分からなくて、消化できないけれど全員の生活はこれからも続くんだろうなって思うような、そんな2時間ちょっとだった。

30sの主人公たちが過ごしてきた時間はあの映像に映っているよりもはるかに長い時間で、その中では何かが起こって自分の存在意義とか周りの人が自分に見出している価値とかそんなものがわかる瞬間もあったかもしれない。

でも、あの映像に切り取られていないところは私たちには分からないし、長い時間の中で主人公たちも忘れていってしまったのだろう。

自分の思ったこと、大切にしたいこと、忘れてしまうのが勿体無いくらいたくさんの出来事を残しておきたい。そう思った。

約束の日、10/31。
わたしがほんとうの30sの10/31をむかえる10年後までの10年間、ここで忘れたくない感情たちと向き合っていけたらなとおもう。

noteも明日から日記!!

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