強迫性障害になるとどうなるの?~日常編~

前回、私が強迫性障害になった経緯と症状を書いたが、今回はそんな日常について!

まずは、症状が酷い時の様子を簡単に。
・床や壁のシミ、お釣りでもらったお札のシミが血液なのでは?と気になる。
・公共のトイレが使えないので、遠出ができない。
(女子トイレあるある?なのか、他人の経血がついている時が割とよくあるので)
・お風呂にとにかく時間がかかる(酷い時はシャワーだけで2時間、それを1日3回とかやってました)
・赤や茶色い食べ物が血液に見えて食べられない。
・野菜や果物に土がついてるのでは?という恐怖で食べられない

などなど。。。
軽く思い出しただけでもこれだけある。
これ程細かいことが気になってくると、正直、かなり生活が苦しくなってきます。。。
当時は食事も一苦労で(お腹は空くし、食べたい気持ちはあるのに、作った人の手にあかぎれはないか?野菜に土は残ってないか?等々気になってあまり食べられなかった)食べる前にはお皿やコップが汚れていないか入念にチェックし、最終的には紙皿紙コップでの食事しかできないようになった。

そして薬を飲みながら、少し寛解してきた現在
・床や壁のシミは気にならなくなった。血液なのでは?とゾッとするようなシミを見たり触ったりしてしまっても、洗えば大丈夫!乾いてるから大丈夫!と、自分を論理的に納得させることが可能に。
・公共のトイレは使える所と使えないと所が混雑。(具体的には、駅やコンビニ、スーパーのトイレは✖︎、掃除が行き届いている綺麗なお店、友人宅のトイレは◎といった感じ)
・お風呂はシャワーのみの場合15〜20分←個人的にはこれが1番楽になったポイント。シャワー2時間とかって、意外と、いや、かなり疲れます。
・食べ物については何も気にならなくなった。生物も生野菜も元々は好物なので、今は何も気にせずたくさん食べている。

こんな感じ。

正直今も、強迫性障害になる前の自分とは程遠いし、
第三者から見た私は「潔癖症」「神経質」と言われてしまうかもしれないが、この病気は自分自身との闘いであり、自分の中にいる、"正常な判断ができる自分"と"病気にやられてる自分"このふたつの自分を対峙させることが大切なことであり、自分の中で、少しでも"正常な判断ができる自分"の割合が大きくなればそれは大きな成長なので、第三者からどう思われようと、関係ないのだ。

私が、症状が酷い時と今との大きな違いは精神科の通院の有無。
精神科って、なんとなく行くのが恥ずかしかったり、バレたくなかったり、"精神科に行ってる自分"を受け入れたくなかったり、、、とにかく、他の病院と比べて受診のハードルが高い科と感じる。
他の精神科の病気のことは罹患したことがないのでよく分からないが、強迫性障害の場合、自分は病気と認めて専門医にお世話になるのが1番治療の近道と感じる。
少し寛解してきた今の目標は、子供の物心が付く前に強迫性障害になる前の自分に戻ること。

これが中々難しい(T ^ T)でも頑張るぞ〜。

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