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あねさん ろっかく

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京都のKYOTO、日本のNIPPON、まだ見ぬ京都や日本の古くて新しい姿を求めて、おじいちゃんやおばあちゃんが語る物語は過去でなく、普遍的な「何か」がある。こんなすばらしい発見は… もっと読む
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記事一覧

「半分で済む」デザイン《前編》

 「マーカー」とか「マジックインキ」とかで呼ばれているでしょうか。大手文具メーカーのZEBR…

【noteを始めて1年】今までありがとうございました😭。綺麗なまま生きれないから隠し…

これから知り合うnoteの人へ。 頑張ってる人や闘病中の方は きっと共感できると思います。 20…

🐬【存在理由】海外で人と関わり化学反応☆いろんな考えの面白さを発見!☆これからも…

🐬…こんばんは!noteで仲良くしてもらってる法律事務所のクリエイターさんで「ハミングバート…

フランス人の日本大冒険

松ヶ崎の外国人ビレッジは1人、2人と外国人が住み始め、最近は30~40人くらいが住んでいるとい…

kyotoK
1か月前
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剥げかけた心の叫び

薄暗い独房の奥深くに、凍てつく孤独の闇に身を潜める男がいる。彼の頭は剃り落とされ、むき出…

Magical Girl Ore
1か月前
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築港の中華菜館

古く苦しめる肉の思い出 大阪の江戸堀北通りから築港までは、車に乗ればすぐだった。私の家は…

crossasia
1か月前
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遥かなる鰹節

母方の祖母は紀州の印南出身(いなみ)だった ずいぶん昔の話だが、私の祖母はとても利発な女性で、しかも当時の漁場出身では稀なことに女学校を出ていたので、大層望まれて大阪の船場の商家に嫁いだという。印南の家は私の祖母の実家であるので、昔は親戚の中でもそこそこ付き合いがあったが、次第に交流は少なくなっていった。私が小学生の頃は、夏の紀州の海が好きで、私がいつも行きたがったからか、二年に一度程度は印南を訪れていた記憶がある。祖母の実家には、私とほぼ同世代の男と女の子供がいて、なぜか