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偏見には広ーい世界を、様々な価値観を。

前にも書いたが、中1のムスメは学校に行かない生活を1年送っている。

……皆さんはこれをどう思う?

近所の幼なじみの家族と仲良しのママとその子供たち2人がいるのだが、

その子たちも含めて、小さな頃から仲良く5人で遊んでいて、
偶然のことに、みんなよく気が合い、集まれば、夕方遅くまで楽しく遊んでいた。

それがある時を境に、そのママや子供たちと遊ぶことがパッタリとなくなってしまった。

そのことに私が気がついたときには、もう娘はその理由に気がついていた。

「最後に遊んだ時に私、学校に行ってないことを話したから。多分それだと思う。
と言うより、それしか理由がない」

ほー。そうきたか。

子供たち同士、気が合う子たちだったから、娘の不登校も全部ひっくるめて、そのママは子供たちを遊ばせてくれていると思っていたが、、、。

不登校のイメージとは未だにこんなものなのかな。

私は子供の不登校のおかげで、とても貴重な価値観、考え方を知ることが出来、子供には感謝したい位なのだが。

私もかつては狭いレールから外れないように生きてきた人間で、今思えばとても窮屈な生活を送っていたなと思えるようになった。

子供たちを「信じる」とはどういうことか、かつての自分よりはわかってきたように思う。

娘も強くなったものだ。このような偏見を目の当たりにして、冷静に自分のことを見ている。たいしたもんだ。

学校行かないことを選択した三男と娘。
おかげさまで、広い視野と多様な価値観を持ち合わせた、素敵な大人たちに囲まれたこの2人は、とても人間味のある思慮深い人間に成長している。

変わらない態度で付き合ってくれる幼なじみのママと、他にも様々な出会いに感謝したい。

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