貞操権侵害示談交渉の実録:完全版
・先に全体の大まかな流れとして簡易まとめの方をご参照ください。
・こちらでは弁護士や司法書士、示談書、言質、示談交渉について詳しく記載していきたいと思います。
①不倫男の特徴
・土日会えない
→たまに土日会える日もあったので安心していた。土曜は趣味に没頭していて、その写真も毎週送っていた。
・家に行けない
→祖母と同居中、日曜は祖母の習い事の送り迎えがあったり、ゆっくり過ごしたいので会えない。
・車持ってるのに旅行はレンタカー
・「いつまでに結婚したい?」「どんなふうに家計を分けたい?」「どんな育児したい?」等々結婚匂わせ会話多数。
・避妊しない
→ホストも太客を掴むためには避妊しないそうです。この辺は女性側には一生理解できない点だと思います。
…我ながら振り返るともっと早く気付けよ!と思う点は多いですが、完全に向こうは最初から騙す気でいて、毎週会える、毎日朝から夜遅くまでずっとLINEで話せたり、職場や実家家族の詳細を惜しげなく晒し、嘘エピソードも真実のようにどんどん話すので、完全に信頼してました。
②事の始まり
「人生愛嬌があればどうにかなると思って日々生きてます。とても人が好き。頼られたがり。」
そう自称する彼は、確かに愛嬌とコミュ力の塊という感じだったが、時々急に冷めた空気を醸す人だった。
付き合うまで本当にトントン拍子で、相性の良い相手だとならこんなにスムーズにいくんだ!と浮かれてました。
交際期間5ヶ月。別れを切り出されたときも、散々上っ面の「さくらが好きやけど、年内の結婚には踏み切れない。俺は結婚には慎重なタイプらしい。さくらは何も悪くない、これは俺の問題。」と綴り、話し合う隙もないの?もう上辺はいいからちゃんと言ってほしい、と懇願したら「…あぁ、ちゃんと言って欲しい?別れよう。」と冷めた目で言い放った。でも何故か手は震えていて、その後何故か彼も泣いていた。
そんな相手は既婚者子持ちでした。あの涙、マジで何?自己陶酔って、すごい!
振られた後もかなり引き摺り、私の弱さで翌日には相手に縋ってしまった。普段から仕事や睡眠以外ではほぼだらだらLINEを続け、私の細やかな悩みや長文の吐き出しにも真剣に向き合い、時には面白おかしく前向きに返答してくれる全肯定マシーンがいなくなった喪失感は想像以上であった。
人生年を重ねていく中、どんどん人との関係性を広げ深めにくく希薄になっていく中、こんなに一緒にいて心地良い人と出会うことはそうない。
結婚相手ではないというだけで、完全に関係性を切るのは勿体無いと感じる。
あなたにとって私がどれだけの価値かはわからないけど、そこは私が推し量れる部分ではないので、たまにご飯行くグルメ友達にでもしてください、と伝えた。
俺もagree、でもまだ好きやから全然迫ってしまうかもしれない、断ってくれていいからね。と言われ、セフレは嫌だと言いつつ、Serious relationshipではなくDating、という建前で付き合う前と変わらない状態で関係性を続けてしまいました。
どうも、アホで〜〜す。
慰謝料については、悪質性や交際期間、相手の経済力とどれだけ家族や職場にバレたくないか、によります。
弁護士事務所選びは本当に大事です。
印象や相談内容への答え、あまりにもバラバラ過ぎて途中迷子のような気持ちでした。結局は相性だと思うので、一番に何を優先するのかと、ご自身のフィーリングを大事にしてください。
その中で出会った弁護士さんから
「弁護士にも、色んな個人情報を取り寄せてくれる方とそこまではしない方がいます。弁護士も監査が入るので、安易に不必要な個人情報を取り寄せると当然ですが怒られます。被害者にとっては良い弁護士かもしれない。でもそれが本当に弁護士として良い弁護士なのかというと、色んな意見がある」と言われ納得しました。
私は相手と「性交渉を行わない、こちらから好意と捉えられる言動をしない」状態で、相手に不審に思われずにあとどれだけ会ってくれるかが分からず、発覚〜示談交渉までスピード勝負でした。
なので弁護士さんや司法書士さんを探すことにあまり時間をかけていません。それでも5〜6個の事務所を回った中で印象的だった弁護士さんをご紹介します。
本当は同じ被害にあった方に無償で情報提供したい気持ちはありますが、個人特定予防と本気で悩んでいる人たちのためにプライベートな内容を晒すので、有料で申し訳ありません。
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