スイッチ一つで別人に

私の中にスイッチがある。

接客業の仕事中、人と関わるときがONの状態。
いつもニコニコしてるし冗談も言うし
言葉数もすごく多い。
「社交的で明るい」と思われることが多く、
精神疾患があるとは見えないらしい。

OFFになると、ほとんど喋らないし表情がない。
家にいるときやカウンセリング時がそうだ。
「無」の状態。
担当医はこのときの私しか知らないため、
たまに写真を見せたり仕事中のエピソードを話すと
「あなたにもこんな一面があるのですね」と言う。

そうだ。あくまでどの私も「面」の一つにすぎない。

スイッチがON/OFFに関わらず
私は私である自覚はちゃんとあって、
別人格が出てきたとも思わない。

主人と母親はどちらの私も見ている。

家にいても妙にテンションが高く
お喋りになっているときも、
仕事の休憩中に無表情になっているときは
察しがついていることと思う。

でもどれだけ調子が悪くても、
外向けの顔になれば愛想良く喋れてしまう。

付き合いの長い美容師は
私の病気のことをほんのり知っていて、
「最近は調子どう?」と
施術前によく聞いてくる。

私がニコニコしながら

「いやーそれがめっちゃ調子悪くて!笑」

と言うと

「スイッチが入ってるんだね〜
全然そう見えないもんね」

そう返ってくる。

noteを書くときはOFFになってる。
私の文面や言葉からは
「愛想の良い私」なんて浮かんでこないと思う。

人の顔色を伺い、嫌われないよう
好かれようとずっとしてきて
接客業も長くなってしまったもんだから、
結果こうなった。

今低空飛行が続く中で、
結構しんどい場面が増えてきている。

正直まだテラハのメンバー自死のことも引きずってるし、
気温差で自律神経が乱れて体調そのものも良くない。

でも現状、仕事ではお客様と関わるし、
それ以外の活動でがっつり人と連携取っているため
スイッチが入りっぱなしの状態が続いている。

本当はスイッチ切ってるときが楽だ。
楽しいのはONのときかも知れないけど。

これ書いてる今は、もちろんOFFです。

外向きの私見たらきっと違和感あるんだろうなぁ。

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