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毎日2分間パソコンに向かって何かを書こう

『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』によると、新しい習慣を作るためには、できる限り最初の行動を小さく(2分以内にできること)して、毎日それに取り組むことだという。
行動を習慣にするまでにかけた労力と回数をグラフに描くと、パレート図のような反比例のグラフが描かれる。
行動をした数が少なければ少ないほど労力がかかるが、数が増えれば増えるほど労力が減少し、行動は自動化していく(つまりは習慣化していく)。

今、僕が習慣化させたいことの1つが、文章を書くということだ。
今までやってきたことの知識などを文字にして、一つにまとめておきたい。
でも、なかなかそれができない、というか、やろうとしない。

そこで、今日から「パソコンに向かって、2分間だけ毎日何かを書く」ということを習慣にしようと思った。
ここまでの文章は、そう思って始めたとりかかりの第一歩なのだけれど、ここまで来るのに2分以上もう経過している。
何分書こうと構わないが、行動した時間と習慣とは比例しないらしい。
あくまでも行動した回数に習慣が比例する。

何事もやり始めるまでが大変で、やり始めさえすれば、よっぽど疲れるまでは大して苦にならない。
書くことはもともと嫌いじゃないんだ。

行動回数と労力の関係がパレート図の曲線になるのは興味深い。
『たった一人の分析から事業は成長する 実践顧客起点マーケティング』という本では、パレート図を応用させたマーケティングが書かれているが、それと合わせて考えると、さらに深まる。
この書籍では、顧客別の売上分析をしていくと、一般的にはパレート図になることが書かれている。
つまりは、2割の顧客が全体の8割の売上や利益を占めるというものである。
ここで、上位2割を「ロイヤル層」、下位8割を「一般層」に分類する。
さらに、パレート図には描かれない領域に「認知層」と「未認知層」とが存在する。
自社を知っているが、購買に至っていない認知層と、自社を知らない未認知層がいる訳だ。
さらに本書では、これらの層を分割し、9つの層ごとにどうすべきかが書かれているが、ここでは割愛する。

このマーケティングの本の話を習慣化の話に持ってくると、こうなる。
①「習慣化」 = ロイヤル層 
  努力しなくても習慣化できている領域。特に意識もしていない。
②「俺、頑張ってるんだよね」 = 一般層    
 努力しているが、まだ習慣化に至っていない領域。意識して頑張っている。
③「やらなきゃな」  = 認知層    
 やらなきゃな、と思ってはいるけれど、行動していない領域。
④「おまえ気づけよ」 = 未認知層   
 本人は無自覚。周りからは、おまえそろそろ気が付いて変われよ、と思われているかもしれない領域。

ということで、今日から取り組み始めたことは、③「やらなきゃな」から②「俺、頑張ってるんだよね」へ移行した第一歩なのです。
もちろん、毎日続かなければ意味はないんだけどね。

書いてみたことで、noteに載せられることがあれば、こうやって載せていきます。
1か月以上更新がなければ、「毎日2分間パソコンに向かう」の習慣は途切れてしまったということだと思ってください。

まてよ、ということは、嫁から毎日何かしら怒られるのは、④「おまえ気づけよ」本人は無自覚。周りからは、おまえそろそろ気が付いて変われよ、と思われているかもしれない領域なのか。
自分で書いてて何だけど、怖くて、深い(笑)。

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