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類人猿診断タイプ別解説 ―類人猿診断のススメ②―


みなさん、こんにちは。

今日も昨日に引き続き、類人猿診断のお話をしていきたいと思います。

前回の記事はこちら。


今日は、類人猿診断で出てくる、チンパンジー、オランウータン、ゴリラ、ボノボの4種類のお猿さんたちについて、書いてみ見ます。

これら4種類のお猿さんたちは、大型類人猿と呼ばれています。
皆さん、知ってました?

大型類人猿について

しっぽのないお猿さんのことを大型類人猿と言うそうですが、それが4種類います。
チンパンジー、オランウータン、ゴリラ、ボノボの4種類です。

※正確には、大型類人猿は、もっと多くいそうです。テナガザルも大型類人猿なのだそうです。
「大型類人猿情報ネットワーク」というサイトを見つけました。
こちらで日本に生息する大型類人猿のすべての情報を網羅しているようです。学術論文なども載っています。


4種類の大型類人猿の違い

この4種類のお猿さんたちは、異なった性質を持っています。

チンパンジーは、群れで生息するお猿さんです。
ボス猿が君臨する縦社会です。
ボス猿が亡くなったりすると、次のボス猿を巡って争います。

オランウータンは、基本的には1匹の単独で行動するお猿さんです。
4種類の中で、唯一群れないお猿さんなのだそうです。

ゴリラは、群れで生活するお猿さんですが、チンパンジーのような縦社会はありません。
仲良く暮らす平和的なお猿さんですが、警戒心が強く、ストレスに弱いのだそうです。

ボノボも、群れで生活しますが、性的行動をコミュニケーション手段として用いるお猿さんです。
以前、NHKの「ダーウィンが来た」か何かで特集されているのを見ましたが、最も個性的で平和的な面白いお猿さんでした。


類人猿診断を勧める理由

ヒトは、猿から進化したと言われています。
正確には忘れてしまいましたが、98%くらいは遺伝子構造が同じなのだそうです。
もしかしたら、それぞれの大型類人猿からヒトに進化したのかもしれませんね(笑)。

類人猿診断は、必ず、当たります。
そもそも占いではないので、当たります、という表現はおかしいのですが、便宜上、当たりますと書いてみます。

なぜ、当たるのかというと、それぞれの基本的な性格や価値観の違いを2軸に分類したものなので、必ず、どこかに当てはまります。

感情を表に出すか、出さないか

1つ目の軸は、感情を表に出すか、出さないかです。
感情を表に出すのが、チンパンジーとボノボです。
感情を表に出さないのが、オランウータンとゴリラです。
感情を表に出す人と、出さない人とでは、基本的な考え方や価値観が異なっています。
それぞれの考え方や価値観の違いを理解しておくことがとても大切なのです。

革新的か保守的か

2つめの軸は、革新的なのか、保守的なのかです。
言い換えると、新しいことが好きか、日々のルーティーンが好きか、です。
革新的なのは、チンパンジーとオランウータン。
保守的なのは、ゴリラとボノボです。
こちらも、基本的な考え方や価値観が異なっていますので、それぞれの考え方や価値観の違いを理解しておくことがとても大切です。

類人猿診断のタイプ別まとめ

まとめていきます。
上記の文も以下の文もそうですが、類人猿診断に取り組んでみて、ぼく自身が気が付いたことなども入れて、オリジナルな内容になっています。

チンパンジー

チンパンジーは、感情を表に出し、革新的な考え方をします。
群れて行動し、縦社会であるチンパンジーらしく、チンパンジーの人は、組織内でもトップを目指します。
業界で1番になるなどという目標を掲げることが多いタイプです。
スタートアップ企業の社長さんに多く、リーダーシップを発揮します。
チンパンジーは旗を振って目標を掲げて邁進しますが、チンパンジー1人の力だけでは、現実化することができません。
チンパンジーの想いを具現化するためには、オランウータンの協力が必要です。
SNSで写真を上げるなら、自撮り! というタイプです。

オランウータン

オランウータンは、感情を表に出さず、革新的な考え方をするタイプです。
群れずに単独で行動します。
感情を表に出さず、自分の興味あることだけを黙々とやっているため、周囲からは何を考えているのかよくわからないと思われています。
また、コミュニケーションが苦手なので、挨拶やお礼や謝罪が苦手です。
何が起こっても動じないクールな人と思われている面もありますが、感情を表に出すことに、どこか怖さを持っています。
興味のあることを追求していきますので、それが顕在化した時には存在感を発揮します。
個人事業主や1人社長、組織のNo.2に多いかもしれません。
チンパンジーの想いをくみ取り、具現化することができます。
新しい仕事の仕方や、新しいアイディアを用いて、結果を出すことが得意です。
興味のないことはやりたくないし、ルーティン作業は苦手なので、仕事にはムラがあります。
日々の業務をしっかりとこなしていく組織を作るためには、ゴリラの協力が必要です。
SNSで写真を上げるなら、風景や、目の前にいる人など、見えたままの写真を上げる人が多いです。自分自身が写った写真はほとんど載りません。

ゴリラ

ゴリラは、感情を表に出さない、保守的なタイプです。
ルーティーンな仕事が得意です。決められたことを決められたとおりにやることが仕事だと思っています。
なので、イレギュラーな仕事は苦手です。
ストレスに弱く、何かミスをした場合には、隠蔽する傾向もあります。
ミスしても安全だよ、という安心感がある組織じゃないと、時には致命的な問題が起こってしまうこともあるかもしれません。
無茶ぶりばかりしてくる、チンパンジーとオランウータンに対しては、敵意すら持っているゴリラさんもいるかもしれません。
ゴリラにとって、チンパンジーとオランウータンは仕事の枠外で何かをやっている人のように映ります。
逆に、チンパンジーとオランウータンからは、言われたことしかやらないやつという評価を受けることがあります。
基本的に相容れない部分があるのですが、決められた仕事をきっちりこなすことができるのは、ゴリラだけなのです。
事務職や、公務員的な仕事、経営者で言うと2代目経営者にゴリラが多いです。
SNSでは、みんなで仲良く集合写真みたいなものが多いです。

ボノボ

ボノボは、感情を表に出して、保守的な考え方をするタイプです。
チンパンジーとオランウータン、ゴリラの3種類だけだった場合は、組織内では対立が起こります。
ピリッとした空気をぶち壊す役目が、ボノボです。
ボノボさんは、感情豊かでおしゃべりが得意。
何もしていなくても話題に上がったり、いじられたり、宴会部長だったりします。
いるだけで場が和んで華やぐ存在です。
感情が優先するので、論理的に話すことが苦手です。
仕事はできないが、憎めないやつ、という評価のされかたをしているボノボさんもいるかもしれません。
ボノボさんは、調整役が得意です。
従業員数が50人以上の大きな会社の社長さんは、ボノボが結構いるかもしれません。
それぞれの、良いところを引き出して、明るい人柄で和ませながら、組織内を調整していきます。
ボノボがいないと、組織内の調和は保てません。
SNSの写真では、一際目立ちます。面白い仕草や、変わった風景など、どこか面白い写真を載せています。


はい。ということで、今日は、類人猿診断の基本的な概要を書いてみました。
文章だけで説明していくのはなかなか難しいですね。

この類人猿診断の最も大事なところは、人間社会では、これらの4種類の考え方や価値観、感じ方が違うタイプのお猿さんたちが共生しているということです。
自分が正しいと思っていたとしても、それは全体の25%。
自分の意見は、常に少数派だということです。
相手のことが全く理解できないということが、よくあると思います。
そんなときに、類人猿診断のタイプがわかってれば、あぁ、この人にはこういう声掛けをしちゃいけなかったな、などと気が付いたりします。
頑張ってるね、って言っていい人と言ってはいけない人がいるのです。

みんなが違った価値観を持っている。
それをみんながあらかじめ知っているのと知らないのとでは、大きく状況が異なってくると思います。

ちなみにうちの事務所は、チンパンジー2人、オラウータン4人、ゴリラ4人、ボノボ3人 という構成です。

朝事務所に行くと、ボノボがきゃっきゃとお話をしながら盛り上がっていて、ゴリラさんたちがニコニコと聞いています。オランウータンはそれには入らずに黙々と自分の作業をしています。
遅れてチンパンジーが登場し、みんなに、うっす! と声を掛ける。
それがいつもの日常です。

みなさんも、是非、類人猿診断を社内に取り入れてみてください。
類人猿診断の最も良いところは、遊び感覚で、気軽にやってもらうことができることです。
一回やってもらったらしめたもの。
何かトラブルが起こったら、あの人チンパンジーだからねぇ、と笑い飛ばしてしまえばいいのです。

類人猿診断はこちらから。


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