片付けNOTE

【いすと机とわたし】ノウハウ以前の片付け

こんにちわ。こかです。

2016年10月からシンプルライフにハマり、今では片付けも苦になりません。
最小限のモノで暮らすようになってから、心なしか人生が好転し始めました。

「それって本当に必要?」と自問自答し、「いらない」と判断したものは手放しています。

今までに手放したモノたち
・テレビ→日々のニュースはラジオでOK
・炊飯器→staubで炊飯するので捨てました
・キッチンマット→マメに床掃除をすれば問題なし

しかし、以前は服や化粧品ばかり買って、クローゼットもコスメボックスもパンパンでした。
「窮屈でつらいよー」というお洋服の声が聞こえてきそうなほど。
新しいものを買っても、古い服を捨てなかったので、服が多く、片付けられませんでした。

・「衣装持ち」を褒め言葉だと勘違い
・「あると便利そう」という曖昧な理由でお買い物
・ハワイからの帰国便は受託手荷物の重量制限オーバー

今の私の洋服とバッグはすべてクローゼットに収まっています。
靴も全て下駄箱にしまっています。

服や靴、化粧品…服飾品がとにかく多く、片づけられなかったわたしの部屋。
片付けの先のくらしを見つめるようにしたら、片付けられるようになりました。
片付けノウハウを学んだから片付けられるようになったのではありません。

今回のnoteでは「ノウハウ以前の片付け」についてご紹介します。
片付けプレッシャーで疲れている方、片付けノウハウばかりがいっぱいになっている方、ぜひご一読ください。

ノウハウ以前の片付け

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「片付けられない」
「片付けのやる気が出ない」

頑張って片付けようとすればするほど、残念ながら片付けられません。

実は、片付け自体は目的ではありません。
片付けは通過点です。

ゴールは片付けた後の生活です。

モノをすべて出したり、手にとってお気に入りを確かめたりして、取捨選択をすることも片付けですが、とらわれすぎると一向に片付けが終わらないことも。

片付けるときにまずやるべきことは「手に入れたいくらし」を思い描くこと。
片付けノウハウを学ぶのはその次です。

片付けた後の生活をイメージしてから片付けを始めることがポイントです。

✔︎片付けは理想のくらしを実現させるための手段

片付けは理想のくらしを実現させるための、ひとつの手段です。

わたしは、部屋を片付けたくて片付けにハマったわけではありません。
叶えたいくらしがあったから、片付け始めました。

わたしの部屋は1K。
初めはローテーブルで床で生活していましたが、机と椅子での生活がしたくなりました。
でも、1Kに机と椅子を置くと圧迫感が半端ない…。
それに、このしまいきれない服はどうしたらいいの…。

理想のくらしをするためにはどうしたらいいのだろう。

ゴールから逆算すると「片付け」にたどり着きました。

「机と椅子での生活がしたい」という目標を叶えるために選んだ片付け。
もしモノが片付いていてスッキリとした部屋で暮らしていたら、片付けに巡り合うことなく、机と椅子を買うだけで目標達成できていたはずです。

理想のくらしを目指すためならば、片付けだって苦じゃないはず。

目指すべきは自分の理想くらしであり、片付けることではありません。
片付けることが目的・趣味になってしまうと、いつまで経っても片付けが終わりません。

大切なのは片付け後のくらしです。

理想のくらしを手に入れた3ステップ

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わたしが実際に理想のくらしを手に入れた3ステップをご紹介します。

1自分にとって理想のくらしを決める
2理想のくらしとのギャップを考える
3理想のくらしとのギャップを埋める

理想のくらしとのギャップを埋めるため、片付け始めました。

✔︎理想のくらしを決める

まずは自分の理想のくらし、目指すべきゴールを考えます。

「憧れのくらし」がありますか。

ただし、理想のくらしは理想のインテリアとは少し違います。

インテリアだと「シンプル」「ナチュラル」といったテイストを考えることとなります。
理想のくらしの場合「家族が集まる場所がほしい」「読書に専念できるスペースがあればなぁ」など生活のワンシーンを想定して決めます。

わたしの場合は、「立ったり座ったりをラクにしたい」という理由から、机と椅子で生活することがゴールとなりました。

一番最初にやることは、目指すべきゴールの設定です

✔︎理想のくらしとのギャップを考える

次に、理想のくらしと現在のくらしのギャップを考えてみます。

・モノが多いからなのか
・光や音などの環境によるものなのか
・動線が悪いからなのか

ゴールとの距離を測ります。

机と椅子で生活するには圧迫感を感じさせない空間づくりが必要でした。
机と椅子を置くと部屋が狭くなってしまう、この問題を超えない限りは机と椅子の生活は叶わないと判断しました。

先にゴールを決めていたからよかったことがあります。

目指す場所があったので、寄り道せずに片付けを進められたことです。

机と椅子の生活をしたいのに、ついキッチンまで気になり始める…なんてことがありませんでした。

あれもこれもと欲張ることなく、理想を叶えることに専念して片付けができた点はよかったと思っています。

✔︎理想のくらしとのギャップを埋める

理想のくらしと現在のくらしのギャップがわかれば、後はギャップを縮めていくのみです。

・モノが多いのであれば捨てる。
・動線が悪いのであれば配置を見直してみる。
・住環境問題があれば改善できる方法を模索してみる。

ゴールとの距離を小さく方法を模索します。

わたしの場合、部屋の圧迫感をなくすためにはモノを減らし、作りつけの収納にモノを収める。部屋にモノを出さない。
理想のくらしを実現させるためには、片付けが必要という結論になりました。

理想のくらしから逆算した結果が片付けになった場合ー

片付けなんて面倒なことしたくないけれど、すべては自分が暮らしたいように暮らすための片付け。

「片付けられない」
「片付けのやる気が出ない」

何のために片付けるのか、ゴールはどこなのか。
片付けは単に通り道であるという事実を思い出せば、「片付けよう」ではなく「理想のくらしを目指そう」と目的が変わるはずです。

机と椅子で生活したい気持ちは止められませんでした。
だから、片付けが嫌なんて言ってる場合ではありませんでした。

片付けは目的ではない

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昨今のお片付けブームで、「片付けしなきゃ」という風潮が高まっています。
片付けは大事だけれども、片付けは決して目的ではありません。
自分が思う「理想のくらし」に近づくためのひとつの手段です。

こたつに入って手の届く範囲にリモコン、スマホ、新聞…を置いている状態。
あなたにとって「理想の状態」「暮らしやすい状態」ならば片付けは不要かもしれません。

片付けはあなたのくらしを整えるためのひとつの方法にすぎません。

今のくらしに満足しているならば片付けなんかしなくていいのかも。

片付けようと思った時、すぐに片づけ始めるのではなく、まずは片付けた後の叶えたい暮らしを考えてみてください。

ノウハウよりも大事なことは、片付けた後のくらしを考えることです。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

よかったら、「スキ」を教えてください。
わたしからの感謝の一言をお返しします。


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