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読書日記 #40 2024.6.30 夏越の祓

6月30日(日)
6月末日、夏越の祓である。茅の輪は中旬にくぐっておいたので、あとは水無月を食べるだけである。昨年は休みのタイミングが合わず、狙っていたお店に赴いたのが7月1日、たいていのお店ではまだ水無月を置いているので油断していたが、そのお店はきっかり6月で販売終了、手に取ることができずに涙を飲んだのであった。今年こそ。

目を醒ますと同時に静かに燃えている私に、夫が「アスレチックでもいく?」と声を掛けてきた。娘は楽しいだろうし、私の体調もよくなったのならどうかというのだ。

優しい家族思いのパパさんであるが、疑問が頭をもたげる。

「じゃあ、なんで昨日娘を夜更かしさせたのか?」

遠出でアクティブなお出かけをするときは早朝に出かけたいらしい夫である。気持ちはわかる。しかし昨夜は娘を口に出してはいえないような深夜まで夜更かしさせていた。

やきもきと寝る支度をさせようとする私を尻目にテレビを観てゴロゴロする夫と娘。テレビがついていて、パパもごろごろしてるなら、娘だって動かないのだ。

ちょっと寝かせる準備、ちょっとは手伝ってよ~と言っても、寝ないときは寝ない、そのうち寝るだろ、とテレビ見せっぱなし。

まあ、土曜だしいいか、明日は予定ないし、すこしはゆっくり寝かせておけるか、と私も思っていたのだが。

早起きして出掛けるんかーい。じゃあ早く寝かせるようにしてくれよ~。娘が寝不足だと熱中症も怖いし、体調不良になってもお世話するのは私だし、夕方眠くなって機嫌悪くなってからもフォローするの私なんだよ、、

ブーブー思いながらも支度してみましたが、娘がまったく起きず、起きても不機嫌、宿題もたまってる、天気も不安定、ということで結局アスレチックは延期になる。私もまだ体調100点ではないのでほっとしたのもある。

家事をしたり、手帳を書いて振り返りやタスク整理をしたり、宿題を監督したりして過ごす。

午後、水無月を買いに「菓匠 花見」へ。あったー!水無月!つやんとプルンとおいしそう。奮発して美しい上生菓子も買う。スイカの形をしたもの、天の川、朝顔。美しすぎる、、、

一年越しやっとの水無月
天の川、すいか、朝顔。私のお昼ご飯より高級な和菓子。

図書館に寄ってまた娘の大量の本を借り、スーパーに寄って帰る。

お風呂入って、ご飯。夏越の祓は茅の輪にちなんで輪のものを食べるといいと聞いたことがあったので、輪切りのちくわをツナときゅうりと和えたものを拵えて食べる。デザートに水無月。

大好きな「和菓子の絵本」を眺めながら水無月を食べる幸せ。

平野恵理子さん、大好きなんですよね~。表紙にも水無月、いる。

今年も半分が過ぎた。これから夏がやってくる。この日にしっかり手帳を見つめて振り返りと下半期の目標を考えられたのはよかったな。

満足して、寝た。

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