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喋れなくたって理解は出来る

ひよぽんが受けている訪問リハビリで
ミラーセラピーなるものが始まりました

麻痺している右腕の痛みが強く
それに対して効果があるかも?ということのようです

ただ 突然始まったそれは
ひよぽんにとって意味不明なものでした
その場に私も居合わせましたが
特に説明されず始まったのです

ミラーセラピーは
動く左手を鏡写しで右手に見立てて
それを見ながらあたかも右手が動いているように
脳に錯覚させるというもの
鏡に写った腕を見なければ効果が全くない

でも 理学療法士さんはその理論もちゃんと説明しなかったし
「鏡を見て」とも言わなかった
側にいる私にも
何をしたかったのかわからなくて
「ミラーセラピー」という単語を覚えていたから
あとで検索してやっとわかったくらい
ひよぽんと何だったのか確かめました

理学療法士さんにメールで
「ミラーセラピーについては説明しました」と
メールしたら
「失語症で理論はわからないかもしれないけど
少しでも脳が錯覚してくれるといいなと思いまして」
と返信がありました

失語症は 脳の障害によってコミュニケーション能力に必要な機能は低下していますが
認知機能や思考能力が損なわれているわけではありません

理学療法士さんでさえ そう思ってないんだちょっとびっくりしました

言語の理解が難しいだけで
元々頭のいい人だから そのくらいの
理論はわかります
耳からの言語は処理が難しいようですが
文字を読めばわかります

ムッとしたのでそう返しました
だから説明しなかったの?

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