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【co-ba Join us Journal】#07 人とのつながりを辿って日本伝統文化を伝えたい。

こんにちは!学生インターンのみなみです♪
本日はco-ba takamatsu会員さん紹介企画、「co-ba Join us Journal」(略してco-ba JJ!)第7号をお届けしていきたいと思います!

co-ba Join us Journalとは?
多様な働き方や生き方を実現するさまざまな人が集まり、【自分らしく「やりたい」を叶える場所】をコンセプトにしたco-ba takamatsuで、メンバーそれぞれがどのようなチャレンジを実践しているのか。「co-ba Join us Journal」では、この街・この場所で新たなつながりや多様な価値観に出会い、次のステップに導かれる仲間が1人でも多く増えていけば、という想いで会員さんにインタビューを実施し、着飾らない表情とともにメンバーの紹介をしていく企画です。

(↑過去の掲載はこちらをご覧ください!)

7人目は「華道池坊」香川県丸亀支部所属の足立容子さんにお話を伺いました。

怖いはGO!止まっていても変わらない。動けば変わる。

プロフィール

華道池坊 香川県丸亀支部所属  足立容子(adachi yoko)

広島県出身。結婚後、夫の転勤により香川に移住。
華道「池坊」を通して、日本伝統文化とお花から、日本人の心と癒しを伝える華道人。
華道家元「池坊」華道会会員
華道職位 正教授一級 総華綱京都池坊中央研修学院
柴田英雄特命教授 三日間教室在籍中
倉田克史准教授 生花研究室在籍中

生け花を始めたきっかけ

――足立さんが生け花を始めたきっかけを教えてください。

社会人二年目の時、花嫁修業として友達に誘われて生け花の教室に行ったことがきっかけです。そこで生け花についてもっと深く勉強したいと思い、38歳の時に池坊中央研修学院に入学し、足掛け12年かけて去年卒業しました。

――12年というのは何故…?

8年で修了するカリキュラムを、4年行って、4年休んで、4年行ってという12年です(笑)この休んだ時期というのは、実は結婚を機にお花はもういいかなと思ってお休みしたんです。でも「やっぱり自分にはお花が必要だな」と感じて戻りました。
卒業後は、もっと池坊を深く学びたいと思い、研究室に入りました。フランスに行くなど、グローバルな活動をされている先生についています。

(↑足立さんが伝える華道「池坊」についてはこちら)

co-ba会員になった理由

――co-ba会員になったきっかけを教えてください。

夫の転勤で香川に来ましたが、友達も知り合いもいない状況の中、日本伝統文化を人に伝える活動をしたいということでコワーキングスペースを探していました。市民会館なども考えていましたが、既に生け花を教えている人がいたので、そこに割り込んでいくのはちょっと、、。
人との関わりを広げたいという思いでco-baの会員になりました。

――PCでの作業や、ミーティングをしている方々が多いco-baの雰囲気の中、生け花を中心に活躍されている足立さんがここに飛び込むことに躊躇いはなかったんですか?

最初はもちろん怖かったですよ(笑)でも「怖いはGO!」という思いでとりあえず飛び込んでいます。止まっていたら何も始まらない、動けば何かが変わるかもしれないですから。
でも、以前co-baのオンラインイベント「今、香川の島と未来を考える展」で“香川の魅力”についての配信されていたのを見て、co-baの仕事場・作業場中心の雰囲気をいい意味で壊してくれて、自分にとっても身近に感じられるようになりました!


――足立さんはco-baのイベントにたくさん参加してくださっているんですね!足立さんは参加者としてだけではなく、イベントを開催されたこともありますが、イベントに参加してみた印象があれば教えてください。

一番最近では、卒業展の「オリジナルトートバックを作ろう!」に参加しました。そこで初めて布に描けるペンがあることを知りました。このように、co-baは私にとって、初めてのことを知れる刺激的な場所です。

(イベントでオリジナルトートバックを作った際の写真)

講師として参開催した生け花のイベントでは、感動を通じて、その人にしか分からないそれぞれの経験をしてほしいという思いで参加しました。日本の伝統文化に触れられてよかったという参加者の方の言葉や、笑顔が嬉しかったです。

(足立さんが講師としてイベントを開催した際の写真)

――co-baの魅力の一つとして、コミュニティーマネージャーの荒木さんに相談できるオープンな雰囲気、というのがあると思うのですが、足立さん自身が、荒木さんから学んだことは何かありますか?

仕事としての線引きの仕方ですね。荒木さんにアポなしで相談に行くと「相談の日時を決めましょう」ってバサッと言われます(笑) でも、相談日程を決めて相談に乗ってもらうときは、私のことを考えて親身になって答えてくれます。時間を決めてきてほしいという意思表示をすることで、相手に対して仕事として関われる、そんな「なぁなぁじゃない」、仕事としての区分けがすごく上手だなと感じます。
私自身は、例えば夜中に業務連絡が送られてきた時に、早く返さないとって夜中でも返しちゃうタイプなんですよね。でも、この24時間という限られた時間の中で、自分の時間は必要だし、自分の時間を確保できてるからこそ仕事のパフォーマンスをより上げられるんだと思います。

これから挑戦していきたいこと

――足立さんがこれから挑戦していきたいことを教えてください。

海外の方、今海外にいる日本人などに向けて日本伝統文化について発信したいと考えています。時代も変われば受け取り方も変わります。広い年齢層の人に感動という経験をしてほしいという思いが大きいですね。
また、香川の離島で咲いているお花を使って、生け花をしたいです。人の手を介してでしか表現できない新たな美しさを知ってもらいたいです。

――では、特にco-ba takamatsuで実践したいことはありますか?

池坊の歴史について伝えたいです。今は池坊の中心本部に関わっていますが、池坊の良さについて、自分だけが感じているものを他の人にも知ってほしいという思いがあります。特に今はzoomなどのツールを使って、遠く離れた人とも関われるような世の中ですよね。だからこそ、より多くの人に日本伝統文化について知ってもらえるし、何より、自分がやってきたことを形に残していきたいと思っています。

最後にちょこっと、足立さんの好きなもの

――足立さんが今ハマっているいるものがあれば教えてください。

椎原勇さんです。もともとは世界一のコンサルタントとして有名な弟の椎原崇さんのアメブロを見ていたことがきっかけで兄の勇さんを知りました。実際に勇さんのカウンセリングを受け、そこで「貴方を呼んでいる」と言われた高松市内にある浪指神社に行ったのですが、そこで見た蝶々の模様が珍しく、表と裏の模様が違っていて、すごく綺麗でした。

(足立さんが撮った蝶々の写真)


(椎原勇さん著「神様の道しるべ」と同者監修の審神者カード)

編集後記

足立さんの取材の中で特に印象に残ったのは、やはり「怖いはGO」という言葉です。止まっていても変わらない、動けば変わる。当たり前のことですが、初めの一歩を踏み出すにあたり、怖いという感情についてこんなにもポジティブに考えられるなんてすごいなぁと思いました。
また、日本の伝統をたくさんの人に伝えたいという想いが各所に
散りばめられていて、日本の良さってなんだろうという、日本にいると忘れがちになってしまうことを改めて考えることができました。
インターンを初めて1ヵ月の私に対しての励ましのお言葉もたくさんいただきました。「荒木さんは人を見る目があるし、その人にあった才能の伸ばし方をしてくれる。南ちゃんもきっと大丈夫だよ!」と言ってもらえたことがすごく嬉しかったです!
co-ba takamatsuで足立さんを見かけた時はぜひ話しかけてみてください!

(↑足立さんが講師として参加されたイベントレポートです!)

(↑オリジナルトートバッグを作ったイベントレポートです!)



 

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