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避けたい介護

介護士として仕事をしていなければ気づかなかったことがある。

人生の中でこれだけは避けたい思ったこと。
それは同級生職員から介護を受けること。

それも学生時代の自分を知っている同級生とその前後の
年齢の人に。特に地方で地域に介護施設がわずかしかないと
いう場合、現実的にあり得ない話ではない。

定年退職年齢が上がってきて65歳、健康ならば70歳までパートで
働いてもいいよと言われる時代。60歳が定年の頃ならまだ被る確率は
低かったし、今のような介護施設にお世話になるのが当たり前の時代
ではなかった。

ところがこれからは事情が違う。
さらに同性でも耐え難いのにそれが異性だったら?
きちんとした施設なら入浴はまだ男性禁止にもしてもらえる。
でもわずかな職員が対応するしかない夜勤帯になると男性介護を
避けるという選択は通用しない。

それに今はアンチエイジングが進んでいるから、本当に
70歳くらいの方だと50歳くらいにしか見えないことも
めずらしくない。

そんな方を同年代やそれに近い男性が介護するなんて・・。

正直施設における介護モラルはまだ確立されていない。
不本意な未来を迎えないためにもできるだけ長く健康寿命を
保つ意識を持っていたい。


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