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2022年09月24日(土)新幹線のぞみ347号新大阪行きに乗ってから

コブ山田です。

ようこそいらっしゃいました。

今回は、2022年09月のお出かけについて、記します。

09月24日(土)

2022年09月24日(土)。時刻は04:00。
自宅のベッドで薄く目を開けた私は、横たわったままスマートフォンを見ます。交通情報です。

JR東海道本線、三島以西運転見合わせ決定。
台風15号は静岡県に大雨をもたらしており、風は問題ないのですが静岡県内の道路、線路に水があふれる状態となってしまいました。

また今後ってことか…としかめっ面になり、目覚ましをかけずに再度寝ました。

時刻は08:30。再度起きます。
再度交通情報を見ると変わらず、東海道本線の運転見合わせは変わっていません。
東海道新幹線も東京~三島と名古屋~新大阪での折り返し運転になり静岡県内は運転見合わせでしたが、静岡県内の線路点検の結果安全確認ができれば12:00から運転再開とのことです。

朝食を食べて、えきねっとを操作してしばらくしてから荷物を持ち出発しました。向かうはまずは新橋駅で、みどりの窓口にて特急券の払い戻しを行います。
台風15号による運転見合わせでの乗車変更・払い戻しに列ができており、私は払い戻し証明だけ付保してもらい手続きは後日にしました。

新橋を経由したあと、多くの人が行き交う東京駅の東海道新幹線ホームに降り立ちます。東京駅の指定席券売機でえきねっと予約の乗車券類をすべて発券します。
そうして撮影した改札口の様子がこちらです。

さて、17番線の発車案内ですが物々しさが出ています。赤文字で運行状況がスクロールしています。

実際のところ、表示の発車時刻通りには発車できていません。私はのぞみ33号に乗ろうとしたのですが座るのは不可ですし、少しでも先に進む新幹線で西進するのが賢明だと判断しました。

16番線に移動します。のぞみ33号よりは先に発車するのぞみ347号が停車しています。

G37編成、自由席特急券を持っていたため1号車デッキに乗り込んで立ちます。12:30、そのままドアが閉まり、初めて立ったまま東海道新幹線に乗る経験が始まります。

運転再開できて東京を発車できたのはいいのですが、運転再開直後のため制限なく走ることなんて不可です。
普段はスイスイと行けるはずの東京→品川の途中で停まってしまうぐらいであり、品川に到着してドアが開いた時に時計を見たら12:43でした。

品川からも乗車があります。デッキ部分はできるだけ中の方に詰めるよう、と通勤電車のようなアナウンスが新幹線のぞみ号でも流れました。
ドアが閉まり、東京都を出て神奈川県に入ります。新横浜に停車し、さらに混雑率が増します。
新横浜のドアが閉まったのは12:56。東京発車後26分が経過していました。本来は東京→新横浜は18分で済みますので、どうしてもスムーズに動かないということがわかります。

私はデッキに20分以上立ったまま。身動きは自由に取れません。新横浜を出て静岡県に向かいます。
周囲の人々はほとんどスマートフォンを操作していました。一部読書の人もいました。
身動きが取れない状況下なので車内の様子の写真もありません。

新横浜を出たあとは名古屋まで停まらないのでビュンビュン飛ばしていく…はずです。
小田原通過時の時刻を見ると13:08。新横浜から12分かかっていましたが、これはむしろダイヤ通り。
そのあと、熱海では160km/h通過制限がかかるため、どんな場合でも減速していきます。

熱海を通過してからが問題です。通常は静岡県内はそれこそ高速運転なのですが、02時間前に三島~名古屋が運転再開になったばかり。
静岡通過時の時刻は13:33。東京から50分ほどで済むところを1時間かかっていますが、10分程度の遅れならばOKだと私は思いました。

ところが…
そのあとどうもスピードが乗りません。ノロノロとし始め、13:51、停止してしまいました。
0km/hで停止になると不安になります。ただ、それは杞憂でした。
数分で再度加速し始め、13:57、浜松を通過します。

浜名湖のほとりを抜け、愛知県に入ります。三河平野を走り抜け、アナウンスが流れます。

「電車はただいま38分遅れで三河安城駅を通過いたしました。この先名古屋駅まで04本の電車が走っているため、名古屋駅のホームが開くまで時間がかかる見込みです」

定番のと言いたいところですが、38分遅れというフレーズが混乱ぶりを表しています。その後も名古屋までの間に途中で停まってしまうこともありました。

14:40、名古屋到着。東京発車から2時間10分ですので、下手したら京都に着けているぐらいなのに名古屋までしか辿り着けていません。
名古屋では多くの人が降りていきます。大阪以西なら飛行機が使えたでしょうが、名古屋なら新幹線の運転再開を待つのが最善のように感じましたので、これは妥当なことです。

02分後に発車。ここで1号車の座席が空きましたので着席します。ただ、それでもデッキに立っている人は複数人いました。
座れるなら座りたい…。

私はほわーんとしながら、岐阜県、滋賀県を駆け抜けます。静岡県内であったようなノロノロはもうありません。
京都は15:23に発車しました。名古屋から40分ほどと少々の遅れです。

そして最後の区間。新大阪に到着し、ドアが開いた時に私のスマートフォンは15:36の時刻を表示していました。東京→新大阪、3時間6分。
車掌さんからは、52分遅れという案内がありました。

新大阪の駅構内も多くの人が行き交っています。3連休の真ん中です。
その後、続けてのぞみ33号博多行きが到着しており、東海道新幹線内の運転再開は比較的スムーズに行われていたと感じました。

私は21番線の乗車位置に立ちます。狙いは16:08発、さくら565号鹿児島中央行きR8編成です。


新大阪まで行ってしまえば東海道新幹線の影響を受けにくいさくらに乗れることが、のぞみ347号で新大阪まで先行した理由のひとつです。
2号車のE席に座り、コンセントでスマートフォンの充電を始めます。

新大阪16:18発で山陽新幹線に入っていきます。遅れはないと言っていい状態で、17:25、福山に到着。
のぞみ93号広島行き通過待ちのため04分停車します。

私はここで降ります。自由席特急券に無効印を押してもらい、在来線ホームに移動します。
東京→福山まで新幹線で移動し、福山からは在来線に乗り換えます。

東京でも福山でも紫色のZ字見るぞ?
そう、私は東京05:20発の東海道線普通沼津行きからずっと乗ってきている予定でした。青春18きっぷは使用不可なので普通乗車券で、です。
自由席特急券は東京12:00発を考えて広島まで買っていましたが、福山で追いついたので福山より向こうは放棄しました。

わかりやすく対比します。
    予定 実際
05:30 品川 自宅
08:30 静岡 自宅
12:30 関ケ原 東京
13:30 草津 静岡
14:30 芦屋 名古屋
15:30 姫路 新大阪
16:30 岡山 新神戸
17:30 福山 福山



このまま夕暮れの山陽本線を進んでいきます。17:47発普通三原行き、115系の海側に座ることができたので、日が暮れていく瀬戸内海を見ていました。

糸崎に到着。時間にして18:15です。この時間を利用して改札の外に出ます。
駅前のセブンイレブン三原糸崎店にて恒例の広島お好み焼きとアサヒスーパードライを買ってきます。


18:32発の普通徳山行きは227系。滑るような乗り心地が特徴です。
再び進行方向左側に着席し、広島県内を進みます。

こんな長時間電車乗っていて疲れないの?という問いに対しては、むしろ楽しいから問題ないという言葉で答えます。

暗がりの中、私はYouTubeで島谷ひとみ『ペルセウス』を再生し始め、そして左側に静まり返ったMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島を見ます。
02か月前、観に来たんだよなあとしみじみ感じます。

19:50、広島に到着。東京05:20発に乗り続けていたら14時間30分が経過しているのですが、なんだかんだで自宅で朝まで寝ていたからか、あまり疲れのようなものはありません。

04分後に発車。そのまま山陽本線を西に進み始めます。途中で宮島の様子を見ようにも外は真っ暗です。

私が毎回気にしているスポットは大竹です。広島県大竹市という街なのですが、“広島 大竹”で検索すると街よりプロ野球選手の情報が多く出てきていましたところです(現在も?)。

岩国に着きます。山口県の東端。静岡県で言うと熱海のようなものです(逆に下関は浜松よりは愛知県の豊橋の方が実態に近いと感じます)。

岩国からは柳井、下松と言った瀬戸内海側のルートを通ります。ただ、乗車券は岩徳線経由の距離で計算されているはずです。
青春18きっぷだとこういうことはほとんど考えません。それだけにいい機会ではあります。

下松でいつも日立製作所の工場を見るようにしているのですが、見逃してしまいました。外が暗くても、です。
櫛ヶ浜の表示が出て、降りる準備をします。21:58、徳山到着。自治体としては山口県周南市になります。

22:00発普通下関行き。本州最後は115系です。
と言っても2ドア車なので保温性に優れているものです。

座ることができ、山陽本線最後の電車が走ります。晴れていると富海近辺の瀬戸内海は本当にいい景色なのですが、時刻は22時過ぎ。真っ暗です。
新山口を過ぎ、時刻が23時になり厚狭を超えたところで私のルーティンと化している浜崎あゆみ『SURREAL』を再生し始めます。

もうすぐ九州…!!

23:50、下関到着。最後に普通小倉行きに乗ります。
おなじみ415系ですがあれ、銀色。白色車体ではありません。

関門トンネルをくぐり九州上陸。小倉に到着し、軽くジャンプしてホームに降り立ちます。
ここで乗車券が途切れるのですが、記念にもらおうと有人改札を通ります。

おい、えきねっと発券の東京都区内→北九州市内の乗車券だとJR九州の小倉駅で降りられないだろと思った人!
そこのところはちゃんとしていました。乗車券13,460円がその証です。

買い方ですが、えきねっとにて発駅:東京、着駅:小倉、経由駅:下関にしてのぞみ・みずほ利用のチェックを外して時間を調整する(ひかり+さくらの乗り継ぎがいい時間を選ぶ)方法で買うことができました。
小倉で降りたあとは少々散歩してからホテルへ。行きたかったお店もあったのですが、延期にしました。

東京→小倉の移動ができたら達成感があるのが自然なのですが、私は今回は仕方ないとはいえ消化不良でした。

これをしたかった…。なんとしても東京05:20発で小倉まで乗りたい。
新幹線は相生→岡山だけでいいです。次回は払い戻しせずに済みますように。

このnoteに続きます。

ありがとうございました。

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