「やーい、おまえんち、おっばけやーしきー!」←叱られて当然

コブ山田です。
ようこそいらっしゃいました。

今回は、他人に対しての呼び方のひとつ、“お前”について、記します。

私は、仕事でお前呼ばわりされるのは、うれしくありません。
私は、年上年下同い年関係なく、全員、敬語のさんづけにするよう努めています。
理由は、いつ指示系統が変わるからわからないからです。それなら、最初から最初から敬語のさんづけで、統一しておいた方が合理的です。

年配の方からは、お前呼ばわりをよくされますが、正直、うれしくはありません。
先祖や、親しい友人からならいいんですけどね。先祖からよくお前呼ばわりをされていたので、小さい頃から年下の子にお前呼びはよくしていました。


では、自分が仕事中に、ファンからお前呼ばわりされるのはどうか?

プロ野球選手で、

「お前が打たなきゃ誰が打つ」

って声援を受けるのは嫌なのか?

というと、矛盾してしまいますね。プロ野球の応援なら、かしこまった形式だと意味が激減します。

「ぜひとも、多大なお力でバットを振り抜いていただき、ライトスタンドまで打球を飛ばしていただければ幸甚に存じます」

って高揚感ゼロですよ。一瞬で勝負が決まるプロスポーツには、ふさわしくありません。
それなら、まだ呼び捨て・お前の方がしっくりきます。

そもそも、他球団にも、応援歌の歌詞に“お前”というフレーズがある曲は、何曲もあります。
代表的なのは、読売ジャイアンツ坂本勇人。チャンステーマだと、北海道日本ハムの『ジンギスカン』『関西限定』ですかね。

プロ野球の応援としては、“お前”は一般的な感覚だと言えます。


2019年07月01日(月)
Yahoo!を開けると、サウスポーを自粛するというニュースがトップに出ていました。

はい?中日の『サウスポー』か?
本当にそうでした。

いやいやおいおい、最大の山場で流す曲を自粛?中日ドラゴンズの応援の伝統だぞ?どうすんだ?
理由が、今さら、不適切なフレーズ?そりゃ、仕事場では不適切なこともあるが、プロ野球の応援だぞ?

と、頭の中にクエスチョンマークが大量発生しました。
結局、2019年のレギュラーシーズンは、『チャンス決めてくれ』で最大の山場に高揚感をプラスしたのでした。

ただ、“お前”が子供の教育上不適切といっても、阪神甲子園球場で毎試合発生している“くたばれ”に比べたら普遍的かつ一般的なものですし、親御さんのフォローで十分に解決できる話です。

「やーい、おまえんち、おっばけやーしきー!」

と子どもが叫んだら、おばあさんが叱っていたように。

加えて、“お前”が不適切というのであれば、大島洋平の登場曲である関ジャニ∞『キング オブ 男!』も使用停止にさせないと、私は納得できません。

2020年06月21日(日)
中日ドラゴンズ応援団が、YouTubeに応援動画をアップロードしました。
すると、なんと、『サウスポー』があります!!

https://www.youtube.com/watch?v=IKk51RTkj8E

ビジネスコミュニケーションでは敬語のさんづけですが、プロ野球の応援では、敬意を持って叫び届けたいものです、

「お前が立つその場所は熱気の渦が巻く」

「お前が決めろ 拳士」

「お前が打たなきゃ誰が打つ」

ありがとうございました。

サポートいただければ、本当に幸いです。創作活動に有効活用させていただきたいと存じます。