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食べないだけで明日が楽しみに。

なにかイベントがあれば早く明日になってほしいと思えるが、そんなイベントは頻繁には作れない。

イベント以外で明日を楽しみにする方法として、「夕飯を食べない」ことはけっこうおすすめだったりする。

なぜ「食べない」ことが明日を楽しみにさせてくれるかというと、「自分が今日よりいい状態になっている(成長している)と思えるから」。

例外はあるにせよ、空腹やカロリー制限が体の調子を整えることは科学的に証明され、多くの健康やアンチエイジングの関連本に紹介されている。

自分を成長させる手段として、筋トレや学習なども効果的だと思うが、能動的なアクティビティである点でそこそこのモチベーションとエネルギーが必要になる。

一方で、「食べない」ことは受動的な側面が強いので筋トレや学習より手軽にできる。とくに準備もいらない。

空腹そのものが「早く食事をしたい」という気にさせてくれるという意味では明日を待ち遠しく感じさせてくれるが、身体的にも内蔵の負担を減らしたり若返り遺伝子が活性化したりとメリットがある。

「夕飯を食べないと食事という楽しみを1つ損している」という考えもある。

それはそのとおりかもしれないが、食事の時間を使って映画を観たり音楽を聴いたり、あるいはただぼーっとしたりとできるので、損するばかりでもない。

なにより先に挙げたように身体的なプラス効果もある。

別に夕飯でなくても朝食を摂らないという形でも空腹時間を作るという点では同じ。

夕飯を抜くことで感じる夜の空腹感がないので、「早く明日になってほしい」という気持ちは弱いと思うが、翌日の体が当日よりよくなっていることは期待できる。

イベント的な「いいこと」を期待すると「楽しみな明日」はそうそうないが、「翌日の気持ちや体が少しだけよっている」状況は割とかんたんに作れる。

しかも空腹は筋トレや学習ではすぐには感じにくい「実感」がある。

まさにいま23時近くになりそこそこの空腹を感じているが、この状態こそが体にとっていい状態であると思うと空腹にも耐えられる。

「明日の自分が今日より成長している」と思えるのは気分がいいし、「食べない」という手軽な手段でそれが得られるのはありがたい。

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