わたしはコレで怒ることを止めた。
喜怒哀楽は人間の特権だと思うが、全ての感情が等価ではないと思っている。
中でも「怒」は自分も周りも不快にする、できればない方がいい感情。
怒りをモチベーションにして成長に繋げることもできなくはないが、個人的には鞭打って頑張る感じが好きではない。
なので、基本的には「怒」のない生活を心がけてはいるものの、何もしなければどうしてもコントロールしきれない。
そこで、「怒」を避けるために意識するようにしているのが
ということ。
元気で若いうちは意識しにくいが、人生は有限である。
そして、若いうちほど人生における時間の価値が大きいのは事実。
それは歳をとってからの時間の価値がないというわけではもちろんない。ただ若いときの時間はその後の人生が長い分、そのときの時間の使い方がその後の人生によくも悪くも影響しがちであるということ。
その貴重な時間を、「怒」という深い極まりない感情に浸かってしまうのはあまりにもったいない。
例えるなら時間は燃料のようなもので、若いときのそれはより燃費効率の良い燃料ということ。
厄介なのはその燃料は用途を選ばず何にでも使えてしまう。
あえて無駄なことに使ってしまう理由はない。
ムカつくことがあれば楽しいことを考える。
怒ったところで相手は自分のことなんてどうでもよかったりする。得てして怒りが湧くような相手ほどそう。他人を気遣うような人なら周囲を怒らせるようなことはしないし、仮に怒らせるようなことがあればすぐに謝罪するなり態度で示すはず。
それがないならこちらも相手を考えるだけ無駄。
「怒」と同様にどうでもいい人を考えるのも時間の無駄遣い。
怒りの元になることを忘れることは難しくとも、別のことを考えをことはできる。
消すのではなく意識を上書きしてしまうイメージ。
このやり方だと「忘れよう」と思うより楽に忘れる(考えない)ことができるし、何より有意義なことに意識と時間が使えるので人生にもプラス。ストレスも減るだろう。
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