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若返りが当たり前の未来:野球界

「LIFE SPAN 老いなき世界」を読んでいる。

もうほんとに老いないどころか若返る時代が我々が生きている間に実現しそうだ。

もし若返りや年を取らないことが当たり前になったときにどんなことが起こるか想像してみた。

あらゆる世界が激変するが全てを書いてはキリがないのでスポーツの世界について考えてみる。私は野球が好きなので野球で例えてみます。

まず選手寿命がとんでもなく伸びるので生涯記録を過去と比べることは意味をなさなくなる。何しろ野球なら15年くらいが実働期間だったのにそれが30年40年になるのだ。本塁打記録も通算勝利も何倍にもなるだろう。

しかも故障しにくい体になる。仮に故障してもすぐに回復する。疲労も然り。これについてはすでに今でもかつてより医療技術やテクノロジーの発達で数年前と比べても進化が著しいが、まさに次元が変わる。先発投手は中3日、中継投手は20連投なんてことが当たり前になる可能性だってある。かつて権藤投手が毎日のように登板した働きぶりを「権藤権藤雨権藤、雨雨権藤雨権藤」と表現されるが、勝負どころではエースがこんな働きを怪我なくやってのけるかもしれない。

選手の入れ替えがないから主力はずっと主力。若手は余程の選手でない限り試合に出られない。全体としてものすごいハイレベルなリーグになるが流石に何十年も同じ選手のプレイを観ていると飽きるかもしれない。。。

今回こういう記事を書こうと思ったきっかけはLIFE SPANを読んでいて、MLB アナハイムエンゼルスの大谷選手が浮かんだから。

仮に大谷選手の現役時代にドーピングにならない範囲で画期的な若返りもしくはアンチエイジング技術が確立したらずっと二刀流を観られるな、とワクワクしたから。

アンチエイジングの主流はカロリー制限があるがアスリートにとっては現実的ではないだろう(オフシーズンにはやってるかもしれないが)。

LIFE SPANで紹介される未来は自分自身に影響する未来もワクワクするが、好きな世界に与える影響を夢想するのもまた楽しい。

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