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入院生活(1) / #備忘録

2020年の年末に怪我をして入院。

2021年2月10日現在、7週目でようやく退院の目処がたった。

一般的には8週間で骨がくっつくと言われているようだけど、ここまで順調といっていいのやら自分では判断できない。年齢的には上出来なのかな

とにかく痛い

入院の翌日に手術をして、痛みで眠れない夜が3、4日続いた。点滴の痛み止めが効かず、夜中にナースコールで座薬を入れてもらった。実際にはそれでも痛みからは解放されず、疲れて寝落ちする感覚。入れてくれたナースは男性

怪我をした右下腿はパンパンに腫れ上がり、特に足首の甲が猛烈に痛い。これは、ぎっくり腰や強烈に首を寝違えてしまった時と同種の激痛だ。骨折のインパクトで周辺の筋肉や組織がびっくりしてしまったのではないかという印象だ。手で足の指を掴み力を入れて筋を無理矢理伸ばしてやるとわずかに痛みが和らいだ。こういう筋の痛みにはいつもの荒療治

超音波骨折治療

入院4日目から始まった超音波治療器「セーフス」。これを使うことによって使用しない時と比べて骨のくっつきを40%ほど早めてくれるらしい。一箇所あたり20分。ぼくは三箇所に当てているので毎日一時間やっている。超音波を感じることはできない。効いているのかどうかもわからない。でも信じるしかない。ベッカムや松井秀喜もこれで治療したんだって!

最高のシャワー

入院3日目に経験したオシモ洗いますねーは初体験。チューブの入った息子を水分多めの温かいタオルで綺麗にしてもらった。やってもらっている最中は、なぜか自ら布団を頭まで被る

1月4日(入院9日目)で初シャワー

シャワー室まで車椅子で入り、シャワー用の椅子に座る。片足が使えないというのは着替えさえもまともにできない。無意識に怪我をしている足で立ってしまおうとしている。危ない危ない

10日ぶりのシャワーが気持ち良くないわけがない。シャンプーは2度洗い。ボディソープをつけたタオルで体をゴシゴシと擦る。リフレッシュとは正にこのことだ。この日のシャワー担当の看護師さんは1日中患者を次から次へと忙しく風呂へ入れる。大変なお仕事だ。この看護師さんは笑い声がステキで、元気をもらえた。看護師さんよ、もっと笑ってくれ!病院に笑いを!#シャワーは自分ひとりで浴びますよ

リハビリ開始

1月5日から理学療法士さんの指導のもと、リハビリがスタートした。

手術は、右足脛骨の隋内釘固定手術で、膝から骨髄内に金属プレートを差し込んで三つに割れてしまった脛骨を串刺しにして固定する方法だ。ボルトは脛骨の上と下に合計5本打ち込んである。そのボルトたちが、親指から膝まで下腿を通して動きの要となる腱にいちいち絡んでいるので、関節を動かす際に腱がボルトに干渉する。また、ボルトを打ち込む際に切開しているので、縫い傷が筋肉などに固着して非常に動かしにくく痛みが激しい。まずは固まった関節の可動域を大きくすることから始める。目標は最初の1週間で膝を90度曲げること。

人生で初めての車椅子生活。トイレに行くことも大きなタスクとなった。3日目くらいにはドリフトに挑戦

患部を冷やしているといいのだが、アイスノンが体温で温まるとじわじわ痛みが強くなるので、どうしても夜中に何度か目が覚めてしまう。深夜12時と未明3時にアイスノンの交換をしてくれるのだけど、看護師さんによってこの作業にばらつきがある。こちらも段々とわかってくるので、夜勤の看護師さんがわかるとこちらから先手を打ってナースコールをすることにしていた。今夜はこの子か。。。

ここの退院の目安は、松葉杖で歩行できること。足を着けないので気を使うけど、天気が良い日はここからの展望が素晴らしいので、多めに歩くことを心がける。

楽しみ

1日の大半をベッドの上で過ごすため、ひたすら読書をする。読もうと思ってブックマークしておいた書籍をkindleで読みまくる。こんな時に電子書籍はありがたい。久しぶりに漫画の一気読みは気持ちがよかった。

一時退院

1月13日一時退院。2週間ぶりの外の空気だ

タクシーで旭川空港へ到着。空港ではANA及びエアDOのグランドアテンダントとキャビンアテンダントの方々のおかげで、スムーズに移動することができた。感謝感謝

久しぶりの外食は、空港のフードコートのカレー。美味しかった〜

1月14日自宅近くの総合病院に再入院

続く

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