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◆凸凹ギフテッド◆ 「星の輪」〜小学生時執筆掌篇

皆さんは、銀河がどのようにしてできるのか、ご存知だろうか。

銀河は寿命を迎えると、ゴォォォォォォォと唸り声を上げながら膨れ上がる。

そして、
「いまだ」
と銀河が思った時、渦が3つにくびれ始める。

それからどんどんくびれは広がっていき、
3つになった銀河はとうとう、1つずつ離れていくのだ。

・・そして、銀河は、結構甘えん坊なのである。

離れる瞬間、銀河の体からいっぱいの砂がボロボロと溢れていき、
しばらくして、独り立ちをするらしい。


砂というのは、銀河の涙のようなものなのだろうか・・



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*今作は、小学生時代に執筆した、こあの掌篇集「こあのみずたまり」/Fc2編 2023年6月投稿文より抜粋。

写真・文/ coaqua


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