中古マンションは見学まで時間がかかる?知っておきたい見学調整の流れ
お部屋の現況3タイプによってご見学調整の流れが異なる
賃貸の場合、お部屋はすぐ見学する事が可能です。なぜなら、賃貸はお部屋が空室で、しかも現地に鍵が置いてあるケースが多いためです。
一方、中古マンションの場合は、ご見学まで1〜2週間、場合によっては3週間ほどお時間を頂いてしまうケースがございます。
ご見学まで時間がかかってしまうのは不動産会社がサボっている訳ではなく、中古マンションならではの理由が存在します。
世の中で販売される中古マンションは、お部屋の現況に応じて以下の3つのタイプに分けられます。
1.居住中物件(個人の売主が居住中)
2.空室物件(個人の売主退去済み)
3.業者物件(法人が売主。リノベーション済のお部屋など)
この3タイプごとにご見学実施に向けての日程調整の流れが異なります。
そしてご見学日程の【調整難易度が高い】のは、
居住中物件の見学(最も難しい)>空室物件の見学>業者物件の見学(最も簡単)
の順になります。
それぞれについて、図を交えながら調整の流れをご説明させて頂きます。
【売主様が居住中のお部屋】のご見学調整においては、合計で少なくとも6回の連絡が発生致します。
買主様、売主様、売主側仲介、買主側仲介という4者の予定を全て調整する必要があるため、3タイプの中でも見学日程の確定までに最も時間を要します。
売主様も個人の方であるため、基本的に週末外出される予定を入れてらっしゃるケースが多く、在宅の時間で見学をセッティングさせて頂くことになります。
そのため、居住中のお部屋をご見学される場合は、見学申請時に【複数の日程候補】を添えていただけますと、売主様の予定とも調整しやすく、ご見学いただける可能性が上がります。
【空室のお部屋】をご見学される場合、売主様はすでに退去されており、売却活動を依頼している不動産会社に鍵を預けていることがほとんどです。
この場合は、買主様、買主側仲介会社の担当、売主側仲介会社の担当という、3者の予定を調整する必要があります。
当日に他の不動産業者に対して鍵を貸し出している場合は、鍵の受け渡しの関係で、調整完了までにお時間を要する場合がございます。
また売主側仲介会社の担当は土日祝日は基本的にご案内で外出しており、電話にも出れない事が多いため、前日までに見学の依頼をかける必要がございます。
業者物件のご見学は最も調整がスムーズなケースで、即日ご見学も十分可能です。
賃貸と同じように【お部屋現地のキーボックスにお部屋の鍵が設置されているケースが多く】同時間帯にお部屋への見学が集中していない限りは、即日ご見学が可能となります。
↑気になったお部屋は日程に余裕を持ったご依頼が「吉」です
まとめ
物件の状況に応じて、ご見学調整の難易度が変わって参りますが、どちらのパターンも「ご見学希望のお部屋については、日程に余裕を持って予約頂く。複数の希望日程を頂く」ことにより、売主への日程打診が早くなりますので、ご見学頂きやすくなります。
またどちらのお部屋であっても、基本的に全てご紹介可能となっております。
ご興味のあるお部屋については、是非お早めにお問い合わせください。
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