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心が楽になる2つの方法

こんにちは。コーチの中原です。

今日は、心が楽になる、癒される2つの方法についてお話ししていきます。

  • 心が癒されたい

  • 悩み事があって楽になりたい

  • セルフヒーリングしたい

という人は、ぜひ最後までお付き合いください。

音声はこちらから⇩


ということで、本題の心が楽になる、癒される2つの方法についてお伝えしていきます。

傾聴

心が楽になると言った時に、一番メジャーな方法は、誰かに話を聞いてもらって共感してもらうことです。
そこでヒーリングが起こり、癒しが起こるのではないでしょうか。

いわゆる話を聞いてもらう、傾聴してもらうことで、

  • 「この人に分かってもらえた」

  • 「自分のつらさや状況を理解してもらえた」

と思うと心が楽になります。
ざわついていた心が凪の状態になりますよね。

一足飛びにそこまで行かなかったとしても、安心感を得たり、落ち着くことができます。
これは人と人との共感能力によるものだからです。
これは非常にスタンダードで一般的ですが、重要で有効な方法です。

  • 「分かってくれた」

  • 「理解してもらえた」

  • 「認められた」

と感じることで心が楽になります。
「自分がこんなに大変な状態をあの人は理解してくれた」「それは仕方ないよね」と受け入れられたり、認められると嬉しいものです。
これも非常に有効な癒しの方法の一つです。

視点が上がることでヒーリングが起きる

次に紹介するのは、共感とは少し違いますが、非常に有効な方法です。
それは抽象度が上がることによって癒しが起こるということです。

抽象度という概念は、だいぶ一般化されてきたと思いますが、シンプルに視点(視座)の高さだと思ってください。
何をどの高さの視点で見るかということです。

例えば、職場で口の悪い人がいて、その人に心を痛めているとします。
「なんであの人はこんなきつい言い方をするのか」と悩む時、先述したような共感による癒しは非常に有効です。

しかし、抽象度を上げると、自分視点で相手を見ているという二次元モデルから視点を上がります。
自分と相手、さらにその関係性を俯瞰できるような視座で状況を理解できるようになります。

「自分は今こういう状況だからしんどいのか…」と理解できると癒しが起こります。

2つの癒しはどちらも重要

共感による癒しと視点を上げることによる癒しは同じではありません。
どちらも重要で、両方使い分ける意識を持つことが大切です。

ただ話を聞いてほしい気持ちが強い人は、これまでの環境が恵まれていたのかもしれません。
すなわち傷ついた時に自分の言葉をただ聴いてくれる人が身近にいたのでしょう。
幸運なことです。

一方、共感を得る経験が少ない人もいるでしょう。
また現状で本音で話せる人がいない状況の人は、視点を上げて全体を俯瞰することが有効です。
もちろんプロコーチを活用することもオススメですし、1回のセッションで2つのヒーリングを得られるという意味でとても有効です。

同時には使えない

一つ注意しておくべきことがあります。
それは”ただ相手の言葉に耳を傾ける傾聴”と”視点(視座)を上げる癒し”は同時にはできないということです。

どういうことかというと、相手の話をただ聞くことが重要な傾聴の際に相手の視点を上げようと働きかけたり、話を「つまり〇〇ってことだよね」のように要約するのは絶対NGです。

聴き手としてはもちろん、内省の際も先ずは受け止めることを意識することをオススメします。

ここに関しては専門的な話より、”女性に相談されたときに要約とアドバイスで返す男”がどのような結果になるか想像すればOKです。

セルフヒーリング

ノートに自分の気持ちを書き出す「筆記開示」も有効です。
それにより考えが整理され、悩みの本質にたどり着き、癒しが起こります。
悩みの無限ループが解消される可能性も高まります。

同時に、視点を上げて全体を俯瞰することで状況を理解し、理由がわかると、自分だけでないことが分かり、勇気が湧いてきます。

誰かに傾聴してもらって癒されることも、俯瞰することで繋がりが見えた結果ヒーリングが起こるのも、どちらも「ひとりじゃない!」という自分の中の確信によって起こっているといえますね。

この2つの癒しの方法を知り、使い分けることで、大抵のことはクリアできるでしょう。
参考にしていただけると嬉しいです。

今回は心が楽になる、癒される2つの方法というテーマで解説しました。
いかがでしたでしょうか?
心が進んでいる、ざわざわしている、もやもやしている人は、ぜひ使ってみて下さい。
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