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「吉本と他事務所」を自分に置き換えて考えてみる

12月も半分が過ぎ、M-1グランプリまであと数日です。

最近はこの時期に合わせてお笑い関連の本(ビジネス本になりそうなもの)が出版されていて

今年はとうとう芸人さんの本ラッシュなのではないでしょうか。

昨年王者の令和ロマン 高比良くるまさんの他に

NONSTYLE 石田明さんの「答え合わせ」も出ています。


かなり仕事に寄りながら読みましたが

その中で、なるほどなあと思ったことをまずはひとつご紹介しておきます。

「僕は吉本所属だから成長できた」の段落です。


吉本興業は芸人さんの数も多く、舞台もたくさんあるため

芸を磨く機会が多く、またチャンスもたくさんあります。

そして、それだけ競争が激しい。自分の立ち位置を探すことが必要となります。

「本来、縦に伸びることに使われるべきエネルギーが、他との比較で右へ左へ身をかわすことに費やされている」

技術は磨かれるけれど、縦に伸びるスピードは小さい事務所の芸人さんと比べると鈍くなりがちである、と書かれています。


これは芸人さんに限らず、あるなあと思いました。

小さいところでは家族、兄弟。ひとりっ子と兄弟がたくさんいる子は振る舞いが変わってくるでしょう。

幼稚園をはじめとする学校選びでも、よく親御さんからお聞きするのはこのことなのかもしれません。

うちの子は小さい園の方が良さそう、とか、考えませんか?

就職はどうなんでしょう。

単純に、大企業が吉本興業で中小企業が他の事務所、というのとは違うようにも思います。これはもうちょっと考えたい。

ただ、事業を行う上では

自分の強みを磨いて磨いて、他と比較する必要もないくらいとんがったほうがいい、とされていますね。


石田さんに、新しいものの見方を整理していただいたな、と思いました。




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