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1番やりたいことにチャレンジするのが怖くて、それっぽいことやりながら逃げ続けてきた僕の13年と、14年目の決断

こんにちは。
ライフキャリアコーチMasakiです。

大手人材会社で働きながら、副業でコーチングをしています。
※来年独立予定。


ちょっと久しぶりということもあって気持ちを入れて書いたら、約6000字を超える記事になってしまいました。疲れたら休み休み読んでね。




さて、独立については半年くらい前にようやく決意したんですが、

それまではほんとーーーーに!紆余曲折でした。



紆余曲折と言えば聞こえはいいですが、

要は、

「それっぽいことやって、
 本当にやりたいことから逃げてきた!」

ってわけです。




言ってしまいました。。。

研修講師やりながら、偉そうに「理想のキャリア選択」とか語っておきながら、自分が一番逃げていたんだということを。





独立して、自分で本当にやりたいことを形作っていくことが一番いいということを知っていながら、逃げまくってました。

逃走中なら優勝するレベルで。


※ちなみに27歳くらいのときに、ホリエモンさんの「君がオヤジになる前に」という本を読んで、「独立への恐怖感」を払拭してたことを思い出しました。やっぱ独立したかったんだよ。でも逃げてた。





でもまぁ、いいじゃないですか。

36歳になってしまいましたが、

ようやく、何の迷いもなく

「1番やりたいことにチャレンジする!」

って、言えるようになったんですから。




ただね、少し思うんです。

「もうちょっと早く気づいてたらなぁ~~~
 どんな人生だったかなぁ~~~」

もちろん、そんな世界線はパラレルワールドで

もう体験できないんですけど。



でも。

もし今、当時の僕と同じように悩んでいる人がいたら。


「やりたいことはあるのに、それを見て見ぬふりしてるかもしれない。怖いけど、進んでみたい、、、でも、怖い~~~~!」


って、悩んでいるような人がいたら。




僕と同じような後悔は、絶対にしてほしくない。



だって、その想いはどんなに打ち消したところで、

どこまでも追いかけてくるんだから。


僕が身をもって体験してるんです。



だから、そんな風に思っている人のうち、

ひとりでも「そっか、やってみよっかな」

って思ってくれたら、嬉しいなぁ。

ちょっとでも背中を押したいなぁ。


と、そんな風に思ってこの文章を書いてます。


もちろん、それがあなただったら嬉しいですけどねぇーー^^




ということで、そんなことを期待しつつ、

恥ずかしいけど、

今日は自分がどれだけ逃げ回ってきたかを、

5つの事例とともに赤裸々に公開してしまいます!!!



過去の自分よ、ごめんね!!!

でも、誰かの役に立てるかもしれないから許してね。



そもそも、何がやりたかったのか?


やりたいことを見つけたのは、たぶん新卒で就活してたとき。

とはいえ、最初に決めたのはやり方よりも「あり方」の方でした。


「いくつになっても、自分のやっていることを夢中で語っているような大人になりたい。」

「自分のように、『頑張りたい、変わりたいと思っているのにどうすればいいか分からない』人のきっかけになるようなことがしたい」


と、かなり抽象的でしたが、

こんな生き方がしたい!!

ということが僕のベースになりました。



その観点で色々な企業の説明会を見て回り、働いている人達がイキイキしていた「人材」業界に興味を持ちました。



そこではじめて、

「キャリアに悩んでいる人を支えるキャリアカウンセラー」

になる!ということが自分の目標になりました。



ただ、残念ながら就活は上手くいかず、

理想のキャリアカウンセラーにはなれなかったのですが、

就職に関わることができる「人事」として社会人のスタートを切りました。



さて、ここからがいよいよ僕の逃げ回り人生です。


事例1:社会人サークルを作った


社会人を人事(新卒採用担当者)としてスタートを切ったものの、やはり「個人の力になりたい」という想いは変わらず持ち続けていました。



まずはここで結果を出して、3年後くらいには夢に向かってチャレンジしたいという気持ちを持ってスタートしました。


でも3年たっても自信めいたものはつかず、ちょっと焦ってきていました。26歳くらいのときだったと思います。




でも、なにをどうしたらいいか分からない。


そんなときに相談した経営者の人から、

ワールドカフェなら専門スキルもいらないし、いい経験になるんじゃない?」

と言われ、月1くらいでワールドカフェを行う社会人サークルみたいなものをスタートさせました。



結果的に30歳くらいまで継続して、いい経験はできました。

刺激的な人達にも沢山出逢えたと思います。

でも、一番やりたいことからはまだ遠いことやってますね。




事例2:独立してる人100人に会おうとした


恥ずかしいチャレンジランキングをつけるなら、

これがダントツ1位ですね。



ワールドカフェの社会人サークルをやりながらも、

ぜんぜんやりたいことに近づけない。



しかも、仕事で人材業界の人と関っていて、

「あれ?意外にやりたいことできないかも?」

「人材業界じゃないのかも?」

とか思うようになり、僕の悩みはドツボにハマってきていました。




そんな焦りを持った僕は、なんとか自分を奮い立たせるために

「独立している人100人に会って、自分が何をやるべきかを決める!」

と豪語して、色々な人に会いに行くことにしました。




でも、4人で終了しました。





・・・・・めんどくさくなったからです。




もぅ、ほんとに、、、、

逃げ回りの真骨頂ですよね。




今ならわかります。


「決断」することから逃げるために、100人に会う!とか、パッと見カッコいいことを言って、「やっている感」を出す。

そして、自分も周囲も納得させる。



でも、この時自分ではそんな風に思ってないんですよね。

本当にそれが必要だと思ってやろうとしてる。



ただ、そんな動機だから続かないし、楽しくない。



この頃の僕は、こんな小さなチャレンジ→失敗をこれ以外にも沢山繰り返していたような気がします。一番悩んでいた時期ですね。




事例3:キャリアコンサルティング資格を取った


そんな悩める日々も数年にわたり、

僕は28歳になっていました。



その日も僕は、「読書会」と称した

「それっぽいことをやって自分をだます会」(苦笑)

を開催していました。


※こういう会を開催している人を否定してるわけではありません。1番やりたいことが明確なのに、逃げ回っているからです。僕が。



ただその中で、僕はちょっとやりたいことに近づく発言をします。

「やっぱりキャリアカウンセリングはやりたい。だから、キャリアカウンセラーの資格を取る!」


独立したいと思って悩んでいる割に、そこに行かない!残念!!

ただ、自分なりに「どうにかして、やりたいことに近づきたい」という想いを持って宣言したことで、結果的にこれが「人材業界」への転職に繋がりました。



事例4:転職した


30歳のとき、ついに「人材業界」へ転職します。


しかも、一番やりたいと思っていた、

「悩んでいる個人の力になる」

ことができる、キャリアカウンセラー。

※業界内では「キャリアアドバイザー」と呼称。



これは正直、楽しかったです。

ただ、「人材業界じゃないかもなぁ」と言いながら、

なぜ人材業界へ転職したのか。


それは、他に選択肢がなかったからです。笑



いや、あるやないかいーーーーーー!!!!


と思ったでしょう。そう、独立が。



僕もそう思います。

でも、この頃になるとその選択肢は「もう見ない」ようにしてるんですよね。

「最初から独立なんて違ったんや!!」と思っていたような立ち振る舞いをしていました。



「経営とか、興味ないから」

「いちプレイヤーでやっていきたいから」



言い訳も立派になってきています。

でも、この時も自分では「本当にそうだ」と思ってるんですよね。




まぁそんなわけで、100点ではないけど80点くらいの満足を得ることのできたキャリアアドバイザーになることができました。ただ、残りの20点がどうしても気になりました。


キャリアアドバイザーも営業なので、目標があります。

それは、転職を決定させた金額(人数)。



つまり、転職前提の人にしか時間が掛けられない。

「転職すべきか悩んでいる」

「自己分析を手伝ってほしい」

と相談してくれる人には、あまり時間を掛けられません。

※ほんとはこういう人の力になりたいのにね!




この時も転職を検討したんですが、おそらく他の業界に行っても100%の気持ちは得られないんだろうと薄々気づいていました。


だから、僕は自分でつくることにしました。

これはちょっと成長です、ね。



「自己分析講座」をつくって、

悩んでいる人達にセミナーをしました。


「この考え方を知らずに転職活動をしていたらと思うと、ゾッとします。」

「ここまでやってくれるエージェントは、はじめてでした。」


など、嬉しい感想もいただきました。




「ないなら、つくろう」


という気持ちで、自ら動いたのははじめてだったかもしれません。

独立からは逃げてますが、「やることのレベル」はちょっと上がった気がします。



事例5:異動を受け入れた


自己分析講座の取り組みが評価されて、新規事業として「キャリアデザイン講座」にチャレンジさせてくれることになりました。


ただ、結局高い売上目標が設定され、

しかも予算もない、ということであえなくとん挫しました。


上司からも、

「どうせ個人向けなんか売上にならないんだから、法人向けになんかやってよ」

と言われたりして、僕は研修講師として売上を稼ぎつつ、ひっそりと個人向けに取り組む、という微妙な立ち位置で1年を過ごしました。



ちなみに、そのなかで

「個人向けの有料キャリアコンサルティング事業」

も提案しましたが、転職エージェント業と被るので難しい、と言われました。まぁ、そうですよね。顧客からしたら違い分かりにくいし。



そんなこんなで、いよいよ「これ、自分でやるしかないな」と気づくわけです。13年掛かりました。生まれた子どもが中学生になってるよ!!



そして今年の4月に退職の旨を告げました。

ただ、そこで「新卒向けの新規事業をグループ会社でやるから、そこに行ってみないか?」と打診されました。


正直、心が揺れ動きました。

だって、「あの時の自分のように困っている学生の力になれる」事業だったから。

結局僕はその異動を受け入れました。

その代わり、副業としてコーチングをやらせてもらえるよう、申請しました。



まぁ、退職を決意してもまだ「それっぽいこと」の方に行っちゃうんだよなぁ。。。


でも、「1年やって独立」とその時決めたことだけは進歩で、

そのおかげで今は「必ず独立する」ため逃げ道をなくすために、

周囲にも独立することを言いまくっています。



更には自らも高額コーチングを受けたり、

福岡で30万円を置いてきたり、

この週末もSNS販売戦略の有料noteを1万円で購入したり、

絶対にやり遂げる、という強い想いを持って行動し続けています。



なぜ、ようやく決断することができたのか?


あんなに逃げまくっていたのに、なぜ決断できたのか?


もちろん、時間が経過していることもあるでしょうが、

僕は「逃げまくりながらも、行動した」ところにあるんじゃないかと思っています。



今回の記事はちょっと自虐的に書きましたが、

でもこの5つの事例は、

僕が行動し続けた事例でもあるんです。



心理学の専門用語に、

ヨナ・コンプレックス

という言葉があります。



簡単にいうと、

「人は良くなることも怖がる」

ようにできているそうなんです。



辛い環境のなかにあっても、

「こうすれば成功する」と分かっていても、

今いる場所から動くことを極端に怖がる、

という性質を、どうやら僕たちは持っているんです。



それを克服するためには何が必要か?

それが、「小さな行動」なんです。



専門的には「スモールステップ」と言いますが、小さい変化であれば脳は恐怖を感じることなく、拒否反応も出ないんです。



例えば、読書習慣をつけたいとき。

最初からがっつり読もうとすると、ヨナ・コンプレックスが働いて大きな心理的抵抗が生じます。


そんな時は、まず本をカバンの中に入れてみる。

そうすると、ちょっと空いた時間に読んでみようと思えます。

その本が面白かったりすると、また本を買って入れておく。

すると、自然に読書習慣が身についている、ようなイメージです。




僕がやった5つの事例は、

今思えばスモールステップだったのかもしれません。




やりたいことがあるなら、人生どこかで覚悟は決めなきゃいけない


僕は、「やりたいことをやってイキイキと働いていきたい」という想いを持って社会に出ました。22歳の僕との約束です。


だから、いつもときも「今の自分は、22歳の自分に胸を張ってやっていることを説明できるのか?」とよく考えます。



残念ながら、独立の選択肢を置きっぱなしにしている状態に気づいてからは、「自信を持って言えないかもなぁ」と思うことが多くなりました。



だから、遅くなったけど、

「いくつになっても、自分のやっていることを夢中で語っているような大人になりたい。」

と宣言した22歳の自分との約束を守るために、独立する決断をしました。



もちろん独立することがすべてではありません。

でも、やることを自分で決めて、自分で実行していく。


この環境に、言い訳は存在しません。

「会社が認めてくれないから」

「ほんとにやりたいことができる環境がないから」

なんてことは、言えなくなるわけですね。


その姿勢だけでも、「全力で、本気でやってる自分の姿」を見せることができるんじゃないかなぁと今は思っています。




僕は遅くなりましたが、

たくさんスモールステップを続けて、

ようやく自分を信じることができるようになりました。



もう、逃げません。


「やれない理由」は全部置いていって、

「やれる方法」だけをこれからは考え続けます。



よかったら僕のこのチャレンジを、

たまにでいいので覗いてくれたら嬉しいです。




さて、最後にこの投稿をここまで読んでくれたあなたに語り掛けます。


●この記事を読んで「うんうん」と頷きまくったあなたへ

あなたが今、本当にやりたいことから逃げているという自覚があって、その場所にいるならそれもいいかもしれない。



でも、歳を取ってから

「やりたいこと、やっときゃよかったなぁ」

って振り返りたくないんだよね?




なら、遅かれ早かれ決断する時は来る。

今が人生で一番若いときだよ。



失敗したら、もう今の場所には戻れないかもしれない。

それでも、別の道で自分の人生をつくっていくことはできるんだよ。


だって、何もないところから、立派な社会人になってるんだから。

大丈夫、やれるよ。



でも、本当に怖い気持ちもわかる。

だから、いきなりチャレンジするのが怖いなら、

スモールステップになりそうなことをやってみたらいい。



本を買ってみてもいいし、

勉強会なんかに参加してもいい。


ネットで、その領域についての情報を集めてもいい。

自分の考えを整理したいなら、コーチングを受けたっていいわけだ。


僕が力になれるなら、ぜひやらせてもらうよ。



「あと5歳若かったらなぁ~~」

って思うあなた、たぶんそれ5年後も言ってるよ。笑




一度しかない人生、自分を納得させることを大事にしてあげよう。

それをはじめられるのは、今日だよ。


Masaki




★関連記事

●事例1にまつわる「スモールステップ」についてより詳しく書きました


●事例2、3にまつわる「決断するための対処法」


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