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会社でコーチング②(4度目の涙)

皆さん、おはようございます。

昨日に続き早朝ジャーナリング。

昨日はコーチ仲間と飲み会でした。
それで今日も早めに目が覚めて

いや、違う、違う(笑)

昨日は先輩コーチが展開中の
【TOILAB】という
カードを使ったセミナーを
受講しました。


コーチング、もっともっと上手くなりたい
日頃のセッション、ちょっと変化を付けたい
気軽に、みんなでコーチングを楽しみたい
ゲームのような、楽しい場づくりをしたい

そんな方にお薦めのツールです。

昨日は振り返り受講だったのですが
”楽しい場づくり/みんなでコーチング”
という点で
色々と新たなアイデアを頂きました。

そしてその後ちょっと皆さんとお酒を飲んで
電車やバスで寝ながらも何とか家に辿り着き
ベッドに入ったのが11時頃
そして5時前に目が覚めちゃったよ

でもコーチング熱は高まっているので
昨日に続いて配信してみようかなって

またこうして書き始めた次第です。

ということで長くなりそうなので
日記的な導入はこれくらいにして

私がコーチングと出会ったきっかけも交え
今回は会社でのあるエピソードを
ご紹介させてください。

ストレートに書くと

私、会社で過去に3度ほど
女性を泣かせてしまったことがあるんです。
1回目は27歳の時
2回目は36歳の時
3回目は39歳の時

そして実は
先週金曜日に4度目が・・・。

以下、かなり長くなってしまいました。

そしてもしかしたら、
ご自身の体験と重なり合わせて
辛くなる方もおられるかもしれません。

それでも構わないよって方は
読み進めてみて下さい

では、始めますね。

まずは27歳の時
初めて自分の下に後輩が付きました
大変素直で明るく頑張り屋さんの新卒女性でした

育成みたいな所に人一倍熱い思いだけはあったので
ある時彼女に1つの仕事を頼みました

それほど難しくないと思っていた仕事だったので
彼女の理解を確認することなく
丸投げで放置してしまいました

うまく進んでいない様子は感じながらも
自ら考えてほしかったので
そして報連相についても大切さも学んで欲しかったので
敢えて放置していました

そしてお察しの通り
彼女の仕事がうまく進むことは無く
彼女から「スミマセン」と
涙交じりの謝罪を受けました
彼女の申し訳なさそうな表情だけは
今でも脳裏に焼き付いています

時は流れ36歳の頃
これまた2人チームで仕事をしていました
パートナーは大変真面目で相手想い
一生懸命仕事に取り組んでいる年上の女性でした

そしてその時の我々の上司は
とても情熱ある方でした
私にも期待をかけて下さっていましたし
仕事に関しては大変厳しい方でした

「何で出来ないんや? この前も言ったやろ!!」
「どうしてそんなやり方したんだ?」

何度も何度もダメだしされ続け
私自身が何度折れそうになったことか
悔しくて悔しくて
何度も涙目で対峙していたことを思い出します

そんな姿を見ていたし感じてくれていたんでしょうね
ダメだしされた資料の修正を2人でしている時に
彼女が涙を流しながら言いました

「私に能力が無くてスミマセン…」

「えっ・・・?
何言ってるの、そんなこと無いじゃん。
能力が無いって言うならどちらかっていうと
上手くリードも説明もできていない私の方だし…」

「〇〇さん(上司)も我々を育てようとして
 期待して言ってくれているんだし
 前向きに捉えて頑張っていこうよ」

「・・・そうですね・・・すみません・・・」

これまた私にとっては強烈な印象でした。
仕事で成果が出せないと
こんなつらい思いをさせてしまうのだって

そこから私のマネージメントスタイルが
ちょっと細かい方向に
(いわゆるマイクロマネージメントに)
少しずつシフトしていきました。

そして最後に39歳の頃
この頃私には2人の部下がいました
そして私は成果にこだわるリーダーでした
ぐいぐい引っ張り成果を上げるリーダーに
少し憧れを持っていました

「戦略はリーダーたる自分が1人で作る」
「成果を出せるかどうかはリーダーにかかっている」
「メンバーを私がリードしてあげなければダメだ」
そんな感じのちょっと偏ったリーダー。

それでうまく成果が出る時もありましたよ
でも、勿論そうでないときも。
そして
「どうして自立して動いてくれないのだろう?」と
部下に対して常々そう思っていました。

今はそんなの当たり前じゃんって思えるのだけど
当時はそう考えられる余裕も器も無くて

そんなある日、数日間社外で研修に出ていて折に
お願いしていた大事な仕事の返事が部下から届かず
どうなっているんだ的な指導メールを入れました

すると1人の部下からは
「すみません、〇〇で・・・」的な
謝罪メールが返ってきました

そしてもう一人の女性の部下からは
「あなたの伝え方が悪い。私だったらこうします。以後気を付けてください」的な反撃メールが返ってきました

深夜のホテルでPCの薄明りの中
「ふざけるなー!!」とテーブルを拳で叩き上げました
かもしれません(笑)

その後会社に戻り
私も言いすぎたと反省して謝りましたが
彼女との関係が良くなることはありませんでした

涙目になりながら
必死に自分自身を守ろうとする
そんな彼女の姿を見て

「関係修復は無理だな…」って
そう思いました

そして彼女は遅刻が多発するようになり
会社からの指導も何度か
そして休みがちになりました

「あーあ、また私のせいだ」
って、そう思いました。

そしてその後コーチングと出会い


個が輝き 響き合いながら
高い成果を上げていく
お互いに刺激し合いながら
大きな成長も遂げていく
そんなチーム

を目指して
取り組んできたんです。

その取り組みは追々ご紹介するとして
今回は先週金曜日の話です。

(ここからが今回のメインです。長くてゴメンね)

現在、会社で受けている研修で一緒の
30代前半のある女性が
私に声かけてくれたんです。

「私も1度高橋さんの
コーチングを受けてみたいです」

最近はコーチングをやっていること
結構気軽にあちこちでお伝えしているので

上司部下の関係になくても
たまにそんな問い合わせがあるんですね。

それが私のやりたいことだから
と言うと少し語弊がありますが

目指す組織を作っていくために
私がやりたいと思ってきたことの1つだから。

ご相談はキャリアに関するお悩みでした
内容は勿論開示できませんが

そのセッションの中で
お子さんの目線からご自身の現状を顧みて頂いた際に
ご本人の中で大きな気付きが生まれたんでしょうね

そこで暫く涙を流されながら
ご自身の本当の気持ちと対峙される
そんなことがありました。

そしてセッションを終えて
改めて思いました。

それぞれに色々な悩みを抱えながら
必死に生きているんだなって

でもその悩みを
打ち明け聴いてもらえる人が周りにいない
そんなケースもまだまだ当たり前なんだよなって

1 on 1をする上司が増えてきたといっても
上司には話しにくいことってありますよね

それと同様に
人事部門の方にも相談しにくいって
そんな心理もあるんじゃないのかな

では外部の専門の方を頼れば良いのか?

それはそれで素晴らしい面があると思うのですが

やっぱり理想はそこじゃないよねって
そんな風に思うわけです。

全員ってわけにはいきませんよ
そりゃ分かっています。

でもやっぱり理想は

一緒に会社で仕事をしている仲間が

当たり前に悩みを打ち明けられる
当たり前に相談に乗っている
当たり前に応援し合える
裏表なく意見をぶつけ合える
気付かない内に切磋琢磨し合えている

まだ言語化の途中ですが

そんな関係性を組織の中で作りたいなと
そんなこと思って取り組んでいる
京都の一会社員兼コーチです。

ということで
今日も結局自己紹介になっちゃいましたね。

次回からはもう少し
具体的な取り組みを
紹介できるようにします。

それでは また (^o^)/

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