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人間不信は、自己不信|ライフコーチング|COACHING-L

こんにちは!COACHING-L代表の刈谷です。本日は、先日コーチングのトレーニング中に感じたことを共有します。コーチングには自己基盤という概念があります。自己を理解し、自己を受容し、自己への信頼を向上させる一連のプロセスを通し、自らだけでなく、他者との違いを認め、心身共に健やかにVisionやMissionに向けて歩みを進めるというこの自己基盤の概念には、人としてもコーチとしても大きな影響を受けています。

トレーニングの終盤で1日の気づきを発表するタイミングがあり、無意識に自分の内面から出てきた言葉がありました。

それは

「人間不信は、自己不信」

です。

何故この言葉が口をついて出てきたのだろうかと少し内省を進めてみました。

私は以前、人間不信に陥ったことがあります。経営やマネージメントをする中で、いち従業員だった時とは全く違う人の”性質”を目の当たりにしました。人間の美しい部分も、醜い部分も、汚らしい部分も、自分も他者も含めて、かなり見てきたつもりです。人を信用し過ぎてはマネージメントは成り立たないという前提から中国の思想家の韓非氏やイタリアの思想家のマキャベリを読み、性悪説に傾倒する時期もありました。

でも、今当時を振り返ってみると、僕は、そもそも他人に目を当てる前に、どれだけ自分自身に目を当てられたいたのだろうか、と感じたのです。人を信じられない、信頼出来ないのは、自分自身を信頼しきれていないからではないのか?そんな気持ちが心の底から湧いてきました。自分に矢印を当てず、変えられることよりも、変えられないことばかりに時間とエネルギーを使い、それにイライラしては、安直な幸福感を得るためにお酒や糖質の高い食事に手を出し、刹那的な意思決定を繰り返しては体はどんどん太り、完全に悪循環へと陥っていました。

きっと、当時の自己基盤はグラグラだったのでしょう。外から見たら、役員、事業部長、スクール代表、30代半ばで年収1000万越え、MBAホルダー、三カ国語話者など綺麗な側面を羨ましがられることもありましたが、自分の心はどれほど満たされていたでしょうか。地位や収入のような目に見える結果と内面の充実度は必ずしも一致しません。これは個人的体験からも、僕よりも多くの実績や地位を有しているクライアントと接している中でも確信していることです。

人間不信という言葉を使っていたのは、ある意味、付き合う人を選んでいなかったからであり、人生において本当に大切なことから目を背け、何を選択すべきかという問いから目を背けていたからなのでしょう。自分がどんな価値観を持っていて、どんなニーズを満たしたくて、どんなセルフイメージを持っていて、越えるべきではない境界線はどこにあって、何をやり残していて、どのような才能を持っていて、それをどう活かしていきたいのか、緊急ではなく自分の人生において重要なことは何なのかに目を当てていなかった。

自分を信頼していないのに、どうやって、他人を信じられるのか。

“気付き”をきっかけに、内面の奥深くまで自己探索し、言語化していくプロセスの中でふと生まれた言葉が、

「人間不信は、自己不信」

だったのです。

もし今、人間不信という言葉を使っている方がいれば、あなたは自分を信じられていますか?

自分がどんな人生を生きたいのかを言葉にできていますか?

自分の人生の方向性を、自分で選択している実感はありますか?

もし人が信じられなくて辛いと感じている方は、是非一度ご自身と向き合ってください。問題の根本原因は、あなたが矢印を当てている”あいつ”ではなく、あなた自身なのかもしれません。

必要でしたら、私がコーチとしてお手伝いします。いつでもご連絡ください。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

COACHING-L代表
刈谷洋介


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