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【[CARA Column#2]美しい自分になる方法】

こんにちは。コーチのカーラです。
今回はコーチングの観点からみた理想の自分になる方法について解説していきたいと思います。

□目次
1)美の基準は存在しない
2)ゴール設定をすることから始まる

1)美の基準は存在しない

こちらの写真をご覧ください。

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写真の女性は少々ぽっちゃり気味に見えます。皆さんはこの女性にどのような印象を持ちましたか?
これはアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど世界18か国の女性グラフィックデザイナーに「この写真の女性をあなたの母国の人にとってより魅力的にしてください」と言って、photoshopで加工してもらったときに国ごとにどのような違いがでるのかを調査するための実験で、その元データとなった画像です。


では、結果はどうなったか?その一部がこちらです。

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いかがでしょうか?
アメリカでは豊満なバストにくびれたウエスト、大きなヒップが美しいと思われるようです。それと比べるとルーマニアは全体的にぽっちゃりな印象です。この結果からも国によって美に対する価値観が大きく異なるのがわかりますね。国だけではなく、美の基準というのは、時代によっても変化します。現代の日本ではぱっちり二重の目が好まれ、整形手術でも二重にする方が多い傾向にありますが、平安時代には一重で切れ長な目が美人の条件でした。
では美の基準とは一体なんなのでしょう?国や時代や個人によって異なるのであれば美の基準は存在しないといえます。
大切なのは、周りの評価や基準と比べて自分が上か下かを判断することではなく、自分自身の美の基準を持つことです。美とは外面のことだけではないので、内面の美しさを重視する方もいるでしょう。病気にかかりにくい健康な体という方もいるでしょう。
あなたにとっての美しさはなんですか?

2)ゴール設定をすることから始まる

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あなたのなりたい理想の姿が決まった時、それがゴールになります。
まずは自分がゴールを達成した美しい自分である、と自己評価(エフィカシー)をあげることが重要です。つまり「私はすでに美しい」とセルフトークをするのです。鏡を見たときに、現実とのギャップを感じ、例えば「おなかがこんなに出てるのは美しい私らしくない、改善しよう」と思えるのです。
ゴールの臨場感が高ければ高いほど、現状が理想の自分にふさわしくないと判断し、ゴール達成にむけてエネルギーが生み出されるのです。
美しくなりたいと思ったときに、形から入ったりすることは多いのですが、ゴール設定が曖昧だと創造的無意識(ホメオスタシス)が働き、現状の自分に戻ってしまうことがあります。これが三日坊主の原因のひとつです。
白雪姫に出てくる意地悪な継母はいつも鏡に「世界で一番美しいのは誰?」と聞いていましたが、一番というものはありません。
継母が鏡に向かって「私は美しい」と語り掛けていたら違うラストが待っていたかもしれません。


[執筆]CARA(Coaching4U認定コーチ補)、nailsalon Aireオーナー/[監修]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)
画像出典:https://onlinedoctor.superdrug.com/perceptions-of-perfection/
     photo ACより

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