見出し画像

【無意識でゴール(理想)に近づく習慣】

前回、脳は物理世界そのものを見ているのではなく、臨場感が高い映像を現実と認識すると説明をしました。今回は、ゴール(理想)の状態を臨場感高くイメージし、日常をよりゴールに近づく為に過ごす方法を記載していきます。

□目次
1)脳は臨場感が高いイメージを現実と認識する
2)ゴール(理想)の状態を臨場感高くイメージする方法

1)脳は臨場感が高いイメージを現実と認識する

脳は物理世界そのものを見ているのではなく、臨場感が高い映像を現実と認識します。(前回のおさらい)

例えば、喉がカラカラの時、酸っぱいレモンを食べるイメージをすると唾液が口の中に出てくる現象や小説を読んだり、映画を見たりして涙する現象が当てはまります。


I( 想像力:Imagination)×V(臨場感:Vividness)
=R(現実:Reality)の方式です。

多くのハイパフォーマー、ポジティブな人は「こうなったらいいな」「こうしたい!」「自分は成功する!」など、無意識的に自分の理想の状態を脳内で何度も描いている事が多いです。そうすると脳にとってはそれが現実になりますので、何気ない日常も上記の人たちにとっては大きなチャンスや、嬉しい事のように写るのです。

つまり、日常の世界もゴール(理想)の状態を達成しているシーンを脳内で臨場感高く描いて生活すると、無意識的にゴール(理想)に近づきやすくなるという事です。

2)ゴール(理想)の状態を臨場感高くイメージする方法

ゴール(理想)の状態の臨場感高く脳内でイメージし、
日常に活かしていく為の方法を記載していきます。

臨場感は、「脳内でゴールを達成している自分の鮮明な絵を描き、強い情動記憶をのせる、そしてこれを繰り返す事」で高まります。
絵を書いたり、脳内でイメージしたりしても臨場感を高める事ができますが、おすすめは、言葉で臨場感を高める「アファメーション」という技術です。ゴールの世界で当然そうなっているべき自分を言葉で表し、それを繰り返し自分に語りかけます。

例えば、「人前で堂々と話す事ができる影響力のある自分」
というゴールを描いている人のアファーメーションは、

「私は人前で話すがの得意で大勢の人や社会的地位が高い人の前でも話す時はリラックし落ち着いて話す事ができ、聞き手が感心するような話しができとても誇らしい」などになります。
具体的なアファメーションの作成方法は、下記を参照ください。

□上手にアファメーションを書く上で気をつける事10個の事
1、個人的なものである事(私は〜)
2、肯定的な表現を使う事(〜でないという表現は×)
3、達成している内容にする(×:〜になる、○:〜である)
4、現在進行形である(今を表す内容にする)
5、他人や環境と比較しない(本心でやりたい事を描く)
6、動きを表す言葉を入れる(何をしているかイメージしやすいように)
7、感情、情動を表す言葉を入れる(読むだけで嬉しくなるように)
8、何度も書き直す(内容の精度を高めていく)
9、リアルな表現にしていく(具体的なシーンが描けるように)
10、秘密にする(他人には言わない)


アファメーションをノートに書き留めて、脳が変性意識状態になりやすい寝る前と朝起きてすぐの時間に繰り返し自分に語りかけるとゴールの臨場感が高まります。

 
そうすると、ゴール(理想)の自分がしている行動を無意識で、現実世界でもするようになったり、アイデアが浮かんできたり、今まで気づかなかったチャンスに気づく事ができるようになります。

まずは、ご自身のアファメーションをいくつか作り、継続して寝る前と起きたときに語りかける事を1週間続けてみてください。
1週間後、自分自身の変化に気づく事ができると思います。

[執筆]佐藤光司(Coaching4U認定コーチ補)/[監修]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)

【告知!<追加開催>セルフ・コーチングセミナー開催(ZOOM開催)!】
アフター・ウィズコロナ時代を生き抜く”脳と心の使い方”セミナー
〜激変環境下で人と組織に”進化”を促す”セルフ・コーチングの技術とは何か?”〜
と題して、TICE式・苫米地式認定コーチの合同会社Coaching4U代表渡邊佑が、セミナーを開催します。
ご興味ある方は是非ご参加ください。
お申し込みは、下記PeatixURLより。
【6月14日(日)10〜12時】http://ptix.at/69uHgs



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?