【[代表コラム]ゴールの達成には、"同志"が必要】
皆さんは、
今どのようなゴールを設定していますか?
趣味のゴール、健康のゴール、お金のゴール、など様々な分野のゴールをお持ちかと思います。
私たちのコーチングでは、
「仕事のゴール」とは、お金稼ぎのことではなく、
「社会への機能の提供」、言い換えれば「世の中にどのように役に立つのか」ということであるとお伝えしています。
また、ゴール設定のルールとして、
・現状の外側に設定する、
・より抽象度の高いゴールを設定する、
といったことをお伝えしていますが、
現状の外側で、より抽象度の高いゴールであればあるほど1人で達成することは困難なゴールになっていきます。
例えば、私の1つのゴールは、
「世界中の人と組織のウェルビーイングを実現し笑顔溢れる世界を創造する」というゴールです。
そして、そのための具体的なビジョンとして、
まず日本においてセルフ・コーチングをなんらかの形で8千万人以上の人が学び、200万人以上の人がプロの方コーチとして活躍する世の中を実現したいと考えています。
では、それらのゴールやビジョンを1人で達成することが果たして可能でしょうか?
私は1人ではとてもではありませんが実現することが難しいと考えています。
そこで何が必要か。
それこそがまさにこのビジョン達成に共感し、共に実現に向かってくれる同志です。
私は、2016年から独立し組織コンサルタントやビジネスコーチをやっています。そして私が対応できる範囲で企業や個人のクライアント様を幸せに導いてきたつもりです。
しかしながら、このスピード感ではとてもではありませんが私が描くゴールやビジョンに到達するのには時間がかかりすぎます。
ここで、私がとても感銘を受けた文章をご紹介します。
渡り鳥のように振る舞う
今度の秋に、渡り鳥が冬に備えて V 字編隊を組んで南に渡り始めるのを見たときに、あなたはどうして渡り鳥はそんな形を組んで飛ぶのだろうかと考えるかもしれません。
それぞれの鳥が翼を羽ばたくたびに、すぐ後ろにいる鳥を持ち上げる力を生み出します。V 字編隊で飛ぶことによって、一羽で飛ぶときと比べて、飛距離を71%増します。
同じ方向性と連帯感を共有する人たちは、お互いの推進力と信頼に乗って進むので、目的地により早 く、そしてより簡単にたどり着くことができます。
鳥が編隊から離れると、とたんに一羽で飛ぶときの空気抵抗を感じます。そして、目の前の 鳥の“揚力”をうまく利用するために素早く編隊に戻るのです。
もし私たちに渡り鳥ほどの分別があれば、私たちと同じ目的地を目指す人たちと作る編隊にとどまり、彼らにサポートを 提供すると同時に彼らのサポートを受け入れます。
先頭の鳥が疲れると、編隊の後ろに付き今度は他の鳥が先頭に立ちます。大変な仕事を交代 でやることが賢明です。渡り鳥同様に、人である私たちもお互いに持ちつ持たれつの関係なのです。
渡り鳥は後ろから鳴きながら前の方の鳥たちをスピードが落ちないように励まします。後ろからの鳴き声が、励ましのためのものであり、他の何ものでもないことを確かにしなくて はなりません。
最後に、これは重要なことですが、鳥が病にかかったとき、または銃弾を受けて負傷して、編隊から離れてしまうときに、その鳥と一緒に他の 2 羽の鳥も編隊を離れ、その鳥を助け、 守ります。編隊から外れてしまった鳥が再度飛ぶことができるようになるか、死んでしまう まで、その2羽はともに留まるのです。それから自分たちの編隊に追いつくために、自分たち自身で再出発するか、他の編隊と合流します。
もし私たちに渡り鳥ほどの分別があれば、私たちが強いときだけでなく、困難なときにも互 いに力を貸し合えるでしょう。
ミルトン・オルソン
私一人では何も成し遂げられません。
でも皆さんと一緒なら、それが出来るかもしれません。
そこで、今期から方向性を変え、仲間を、同志を集うことにしました。
そしてその同志が少しづつ(このnoteでも)発信を初めてくれています。
このnote等を通じて、共感していただける方、是非一緒にコーチングを広げていきませんか?
[執筆]渡邊佑(Coaching4U代表・苫米地式コーチ・TICE式コーチ)
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