見出し画像

言葉のスケールを小さくすると伝わりやすい

こんにちは!
社交的な人見知りです。

皆さんは言葉の「スケール感」って意識したことありますが?

言葉のスケール感とは?

言葉のスケール感とは、一言で言うと
抽象的か、具体的か、です。

たとえば、

「ちゃんとして!」という言葉。

・・・「ちゃんと」って、なんですか?笑
使う場面によって、いろいろな「ちゃんと」がありますよね。

服装についてだとしたら、
靴のかかとを踏まずに足全体を入れて履くことであったり、
シャツのボタンを全部つけることであったりするかもしれません。

姿勢や態度についてだとしたら、
背筋を伸ばして、ということであったり、
この場所では静かにして、座っていて、ということかもしれません。

「ちゃんとして」などの抽象的な言葉は、スケール感が大きいゆえに
伝わりにくい言葉になっているかもしれませんね

言葉のスケール感を小さくするには

相手に伝わりやすい言葉にするには、具体的に伝えることで
「あ、そうすればいいのね」と理解されやすくなります。

スケール感の小さい、具体的な言葉するために大切なことは

『簡潔に成功例を伝える』ということです。

「ダメ!」などの禁止や注意だけでは、それがいけないこととはわかっても、次にどうしたらいいかがわかりにくくなってしまいがちです。

なので例えば

「走らないで!」→→→「ゆっくり歩いてね」
「早くして!」→→→「5分以内で終わらせてね」
「遅刻をするな!」→→→「間に合うように来てね」

など、具体的な数値や行動例を示すと伝わりやすくなり、
言い方をやさしくすることにも繋がります。

禁止や注意ではなく、お願いに変わる、と思ってもいいかもしれません。

それをしない代わりにこうしてね、と。

親しき仲にも礼儀あり

こうした注意や禁止言葉や「こそあど言葉」は、家族や、部下や子どもなどの慣れた相手にこそついつい使ってしまいがちです。

自分の言葉や思いが伝わらない、わかってもらえないのは淋しいことです。

ぜひ「○○ってつまりどういうこと?」と、
言葉のスケール感について、一度考えてみませんか?

あなたの言葉や思いがスムーズに相手に伝わりますように。


ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?