マルチ・プロトコル
先日義母の機種変更の付き添いで夫とともに携帯ショップへ。
隣席ではブラウザとクッキーなど携帯画面に表示される注意喚起の
文面の意味が分からない、という方が相談に来られてました。
声も佇まいもとても不安そうで、焦り気味のご様子です。
そして携帯ショップスタッフは、
ブラウザとは、クッキーとは、とIT用語を一つ一つ丁寧に解説。
その方はますます不安気に。
私は「その人がホントに気にしてるのは、注意喚起の中身がどれくらい
自分に悪影響あるかどうかですよ」と、言いたくてウズウズしてました。
一緒に様子を見ていた夫と、後で話して出した結論が、
「これからはマルチ・プロトコルが必要だよね」
「どんな人とも喋ってる階層に合わせて話してくれたらいいのに」
そもそもプロトコルとは、コンピューター同士が通信する際の
手順や規約などの約束事。
ネットワークでコンピューターが使う言語のようなもので、双方が
理解できる同じプロトコルを使わないと通信は成立しません。
相手が「本当は」何に困っているか聴き分けて、相手に合わせた伝え方を
することを、我が家流メタファでは「マルチ・プロトコル」になりました。
コーチング用語でいうとチャンクやニューロ・ロジカル・レベルの階層、
メタファなどの融合でしょうか。
「マルチ・プロトコル」はこれからの時代に求められるスキルではないかと
の印象を受けました。
特に、人に何かを教える、伝える人はマルチ・プロトコル持っていて
ほしいです。私も意識していきます。
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