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PTAの効能 子ども向け編

前回、効能の自分向け編をお伝えしましたが、本来我が子のために参加するのがPTAです。

そこで今回は子どもにとってのメリットを列挙します。

1.安全

これに尽きます。顔見知りが増え、大人が子どもに、子どもが大人に気軽に挨拶出来る関係が地域全体でできあがります。そのため、不審者は入り込みにくく、子どもは助けを求めやすく、大人は子どもを見守りやすくなります。

2.対人コミュニケーション能力の向上

うちの子たちは、「おう、元気か」「変わりないね」「大きくなったね」「元気?」など、声を掛けられます。一回外に出かければ、同世代以外の人たちと日常会話を交わします。世間話も普通にしています。

私自身も小中学生には「こんにちは」「元気に遊んでるね」など、見かけた子には全員声をかけながら町内を歩いています。

これが社会に出てから強力な武器になると予感しているのは、現在私がコミュニケーション研修の講師をしながら、様々な人のお悩みを聞く機会多いからかもしれません。

3.弱い紐帯の強み "The strength of weak ties"

弱い紐帯とは、マーク・グラノヴェッターの提唱した説で、

「個人が発展していく(求職等)には弱い繋がりの方が家族や友人関係よりはるかに重要となる。」(Wikipediaより引用)

と言われています。PTAで大人や異世代の関わりが増えると、弱い繋がりの人間関係が増えていきます。その人との関わりや言葉が人生の指針になることもあります。事実、息子が高校選びに参考にした情報は、私のPTA仲間の息子さん(息子よりかなり年上)からもたらされました。


このように子どもの人生の質、生活の質の向上にPTA非常に効果あるな、と実感しています。活動は確かに面倒くさいことも多いですけど、ね(笑)。


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