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習慣の面白ポイントその2:他者比較ではなく、過去の自分との比較に集中する

こんにちは、習慣づくりサポートサービスのCoachatのやおっちです。習慣作りAdvent Calendar 22日目は習慣づくりの意義についてです。
前回に続き、「なぜ習慣づくりが重要なのか、重要だと思っているのか(why)」を、過去の自分との比較に集中できるという点からお話します。

仕事に限らず個人の生活も他者との比較に晒される日々

SNSで繋がっている人たちが楽しそうな生活をしていたり、仕事で成果を出しているのを見て、自分と比べて落ち込んでしまうことはないでしょうか。僕はよくあります。SNSの利用頻度が高いと幸福度に悪影響が出るという研究もあります。

注目すべきは対象者の4分の1以上が、うつ病になる可能性が高いとされたことだ。SNSの利用頻度が低い人と比べ、頻度が高い人がうつ病になるリスクは2.7倍だ。また、利用時間が短い人と比べ、1日中SNSを利用していると答えた人は、うつ病になるリスクが1.7倍だった。

そうしたSNSは「サービス上でいかに多くの時間を使ってもらうか」が利益に直結するため、徹底的に繰り返し使われることにチューニングしているのでなかなか簡単にはやめられません。

(SNSの功罪についてはこちらのドキュメンタリーがおすすめです)

仕事の中では資本主義、自由競争という前提のもと比較されることからは逃れられませんが、SNSの広がりにより個人の生活まで(つい)比較してしまうのが当たり前になっています。

習慣づくりは他者との比較ではなく、過去の自分との比較

習慣づくりが持つ効用の1つに「他人ではなく、過去の自分との違い(=成長)に集中する機会を持てる」ことがあります。

習慣を作る目的を一言で言うと「QoLを上げる」であり、何がQoLを上げるものなのかは人によって異なります。そのため個人の活動としての習慣では「誰かと比較して良いか」は関係なく、「自分が決めた目的や目標に対して順調か」という自分の中に閉じた内省が基本になります。運動であれば先週よりも早く走られたとか、トレーニング負荷を高くできたといった結果の成長もありますし、そもそも単純に継続できているという事実も積み重ねとして自分の中に残ります。

このように習慣づくりは自分の中で完結した、コントロールしやすい範囲にのみ集中できる機会を与えてくれます。仕事ではお金という共通指標があるので競争に晒されるのは必然ですが、生活では個人の幸せの定義は人によるため、競争や比較から一歩離れて自分の生活をよりよくすることに集中できる習慣は良いものだなと思っています。

[PR📣]仕事では比較し比較され続けるのだから、個人の生活では他者比較のない取り組みとして習慣づくりをしバランスをとりましょう、Coachatで🐢

(追記:2021/12/12)これまで習慣づくりのお手伝いをしてきてわかったことを踏まえ、現在Coachatではサービスのリニューアルに取り組んでおります。そのため新規のサポート受付を停止しています。申し訳ありません。

リニューアルの情報やサービス再開についてはメールでお伝えしていく予定です。興味のある方はメールアドレスを登録していただけると嬉しいです。

(追記ここまで)

以上、習慣づくり Advent Calendar 22日目は比較という観点での習慣の良いポイントについてでした。こうした習慣づくりの話に興味がある方はこのnoteやTwitterアカウントをぜひフォローしてください😊


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