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習慣づくりのための環境改善:抵抗減少編

こんにちは、習慣づくりサポートサービスのCoachatのやおっちです。習慣づくり Advent Calendar 14日目は先日の「習慣づくりは環境最適化問題である」という話の実践編で、行動の抵抗に対応する方法です。

小さくとも抵抗を減らし続ける

物理学では慣性の法則がありますが、人間の行動も同じように何か新しく始めるときには大きな抵抗がかかります。しかしこの記事で伝えたいのは「些細な抵抗すらも行動を止めてしまう」ということです。

人間はほんの一手間あるだけで、やろうと思った行動をやめることも多々あります。みなさんもほんの小さな行動、例えば運動なら「ジョギングのためにウェアをタンスから出す」「ストレッチのためにヨガマットを敷く」程度のことすらも面倒でできなかった、という経験はあるのではないでしょうか。

元気でやる気があるときなら当たり前にできることでも、少し億劫さがあると最初の小さなアクション1つをおこせず、結果連鎖的にその後の行動をサボってしまいかねません。しかし習慣は日々繰り返すものなので、自分のコンディションにかかわらずできるだけ続けられるようにしたいものです。そのためにこうした「抵抗」を取り除き滑らかにする、という環境改善が大事になってきます。

上記の運動の例で言えば、「ジョギング用のウェアはすぐ取り出せる場所へ置くようにする」「ヨガマットは敷きっぱなしにしておく」など、ちょっとした工夫により一手間を減らすことが目的の行動(ジョギング、ストレッチ)への抵抗を減らし、取り組みやすくなります。

こうしたとても些細に見えるような抵抗であっても1つずつ取り除き続けることが、長い目で見ると習慣づくりに効いてきます。

未来に楽するために、いま工夫して抵抗を減らす

何か習慣を作るときにただ漫然と毎日頑張って楽になることを期待するのではなく、抵抗を減らす工夫を積み重ねることで着実に楽にしていく、それが習慣づくりで大事なことだと思っています。習慣づくりは環境最適化問題だという話をしましたが、中でもいかに抵抗を減らすかが環境の最適化に大きく寄与します。「面倒でもできるようになる」のではなく、「面倒さを減らし、楽にできるようになる」ことこそが習慣づくりで目指す状態です。

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(追記:2021/12/12)これまで習慣づくりのお手伝いをしてきてわかったことを踏まえ、現在Coachatではサービスのリニューアルに取り組んでおります。そのため新規のサポート受付を停止しています。申し訳ありません。

リニューアルの情報やサービス再開についてはメールでお伝えしていく予定です。興味のある方はメールアドレスを登録していただけると嬉しいです。

(追記ここまで)

以上、習慣づくり Advent Calendar 14日目は「行動の障害に対してどう対応するか」という話でした。こうした習慣づくりに興味がある方はこのnoteやTwitterアカウントをぜひフォローしてください😊


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