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習慣づくりと飽き問題

こんにちは、習慣づくりサポートサービスのCoachatのやおっちです。習慣作りAdvent Calendar 18日目は習慣づくりでよく起きる「飽きてしまう」という問題について書きます。

何かを習慣にするため日々繰り返し取り組んでいるると、次第に退屈さを感じたり、飽きてくることがあります。Coachatで運動をサポートしている方でもサポート開始から1ヶ月程度で「運動することは当たり前になってきたが、最近は飽きてきた」と話されることがあります。

この退屈さは習慣づくりの失敗の結果感じるものではなく、むしろ順調に定着しつつある兆しだといえます。飽きや退屈というのは裏を返せば取り組んでいる行動がそれだけ自分にとって当たり前になっている、自然な行動であるということです。

ただ人間は常に刺激を求めるので、つい辞めて別のことを始めてしまいがちです。その結果また新しく習慣づくりを最初から始めて、その活動もしばらくすると飽きて…結果「いろいろやったがどれも続いていない」となりかねません。

その行動に飽きた状態だとどうしても続けづらくはなってしまうので、退屈に感じてきたときは以下のような取り組みがおすすめです。

1. 「順調に習慣になりつつある」と理解する

「習慣になる = 自然とできる、当たり前にできる」です。そのため飽きているのは当初始めたときの目新しさが落ち着き、習慣として定着しつつある証拠です(なお飽きではなく面倒でやれないなら、まだ自然に取り組める状態にはなっていません)。習慣的な行動には習慣的でない行動よりも強い感情を経験する可能性が低い、という研究もあります。「飽きたから続かない」ではなく「飽きるほど自分にとって日常的な行動になった」と捉えてみましょう。

2. 成長を感じられるようにする

「より高い負荷で筋トレできるようになった」「前より早く走れるようになった」といった自身の成長を感じられると、取り組む活動は同じでも新しい刺激を得られるので飽きづらくなります。そのため飽きてきた場合は「過去やこれからの活動を数値化する」「最初に始めた時にどう感じていたのか、記録を見返す」などして、自身の変化や成長を理解しやすくしましょう。

(僕がよくおすすめするプリズナートレーニングでは、細かいレベル設定のおかげで長期間にわたり成長を感じ続けやすいという点でも一押しです)

3. 目的に立ち戻る

そもそもは習慣とする行動自体をやりたかったわけではなく、何かしらの目的のために取り組み始めたはずです。例えば「ジョギングをしたい」のではなく「体力をつけるためにジョギングをしたい」など。そうした当初の目的に立ち戻ってみて、あくまでこの行動は手段であることを思い出した上で取り組んでみましょう。それでも取り組んでいる行動がしっくりこない場合は目的が適切ではないか、目的につながらない行動となっているということです。その場合は目的や行動を設定しなおした方が良いと思われます。


飽きて続けづらくなる問題への対処には、この他にも「ご褒美を用意する」「取り組む内容にバリエーションを加える」などもあります。いずれにしても習慣づくりにおいて飽きは悪い兆候ではないので、そう理解した上で続けやすくなるよう工夫してみましょう。

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(追記:2021/12/12)これまで習慣づくりのお手伝いをしてきてわかったことを踏まえ、現在Coachatではサービスのリニューアルに取り組んでおります。そのため新規のサポート受付を停止しています。申し訳ありません。

リニューアルの情報やサービス再開についてはメールでお伝えしていく予定です。興味のある方はメールアドレスを登録していただけると嬉しいです。

(追記ここまで)

以上、習慣づくり Advent Calendar 18日目は習慣づくりで起きる飽き問題についてでした。こうした習慣づくりの話に興味がある方はこのnoteやTwitterアカウントをぜひフォローしてください😊

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