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点ではなく線で習慣を考える

こんにちは、習慣づくりサポートサービスのCoachatのやおっちです。習慣づくり Advent Calendar 8日目は「習慣は点ではなく線で考えよう」という話です。

これまで多くの方とこまめにコミュニケーションを取りながら習慣づくりをサポートしてきました。そうするうちに、習慣を作るときの取り組み方としても、またある習慣ができた時の効果としても点ではなく線で捉えるとよりわかりやすいと感じるようになった、という話です。

1日の流れを踏まえて習慣を作り、習慣によって流れを変える

まず何か習慣を作るときには、習慣にしたい行動単体だけを見るのではなく「いまの生活の流れの中にどうその行動を配置するか」と考えた方が定着しやすいです。

例えばジョギングを継続できるようになりたいとして、単純に「朝のどこかでジョギングする」ではなく「朝起きて水を飲んだらすぐに着替えてジョギングし、終わったらシャワーを浴びて朝食を食べる」のようにすでにある行動に紐づけて一連のルーティンとして設定するイメージです。こうした行動の流れとして設定しておくと、「水を飲んだので次は着替える、着替えたら次はジョギングする」という決まった行動パターンが繰り返しにより強化され、次第に無意識に取り組めるようになっていきます。

また前後の行動に限らず、習慣づくりの中で1日の流れそのものを一緒に調整することもあります。例えば過去のサポートでは「忙しくてトレーニング時間が確保できない」という問題があったときに、掘り下げていくと「就寝前にネットサーフィンをしてしまい寝る時間が遅くなるため朝時間がない。できればネットサーフィンを減らしたい」という課題や願望へ行きつきました。そのため就寝前のネットサーフィンを減らすために何ができるかを一緒に考えて試す、というケースもありました。トレーニングそのものとは直接関係しませんが、行動変容の核心点がトレーニング前後にあるとは限りません。こうしたサポートは習慣づくりを目的としているからこそ起きる面白さだなと感じています。

運動習慣を身につけようとしていたら生活リズムまで改善されてしまった。いいポルナレフ状態ですね。こうした変化は運動という1つの行動だけに着目していると生まれづらい、大きなメリットだと考えています。

1つの行動習慣が他の行動や自己認識にまで影響する

ある運動習慣を「点の行動」として身につけたときに変化するのは「毎日運動している」という行動面だけではなく、自己認識や運動以外の行動にまで起こりえます。

「運動する」というのは1つの点としての変化ですが、継続することでその変化が運動以外の部分にも及んでいくのは習慣の面白い力だなと感じています。

昨日のアドベントカレンダーの記事でも近い内容を書いてあるので、習慣とアイデンティティの関わりについて興味のある方はぜひ読んでみてください。

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(追記:2021/12/12)これまで習慣づくりのお手伝いをしてきてわかったことを踏まえ、現在Coachatではサービスのリニューアルに取り組んでおります。そのため新規のサポート受付を停止しています。申し訳ありません。

リニューアルの情報やサービス再開についてはメールでお伝えしていく予定です。興味のある方はメールアドレスを登録していただけると嬉しいです。

(追記ここまで)

以上、習慣づくり Advent Calendar 8日目は「点ではなく線で習慣を考える」でした。こうした習慣づくりに興味がある方はこのnoteやTwitterアカウントをぜひフォローしてください😊


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