わたしは彼女に時間を奪われたのか？いや、それはわたしの「やりたいこと」だった

夏休みに入った娘（高３）は、きのうからお友だちと神戸に一泊旅行の予定

バイトで貯めたお金で行くと計画し、
朝早くからウキウキと新幹線に乗って出かけ、
二日間思い切り楽しむ！予定だったところが、、

なんと東海道新幹線運転見合わせで関西方面に向かえず。（かわいそうすぎる）

朝の段階では昼過ぎに運転再開の見込みだったので待機していた娘たちだったけど、
復旧の見込みが立たない、となったところで、
「さて この旅行どうする」の判断が必要な状況になった。

もう大きいので自分たちで対処できることがほとんどなのだけど、旅行会社への予約はわたしが手続きしたこともあり、いくつかの選択肢を想定した上で、娘たちと相談しながら旅行会社への確認など諸々対応することに。

迂回して北陸新幹線経由で向かうルートもあるけれど、何時に着けるかわからない＝一泊のみの旅行なのに一日目は移動でつぶれてしまう、

となると、

いっそキャンセルしてリスケしてもいいのかも、、と話してみるものの、
リスケするにはふたりの予定があわないらしく（←そんな忙しいのね、高校生ってｗ）、
「なんとか行きたい！！」となり、

とりあえず予定していた行きの新幹線をキャンセル、迂回して向かうことに。

と、ここまで決まったところで、一緒に旅行に出かけたお友だちのお母さんから「こんな状況なので延泊させてあげられないか」と提案があって、たしかに、となり諸々打診。

今回の旅行が、往復新幹線＋ホテルがパックになっているツアーだったから、宿泊の延泊も帰りの新幹線変更も不可（キャンセル・変更する場合は返金なし）だったため、

ツアー自体をキャンセル（この場合は行きの新幹線が運転見合わせのため全額返金してくれんだって）、

並行して きのう（当日）から2泊できるホテルを急いで探してネット予約（←当日のためお得なプランで予約できた✨我ながらわたしよくやった！）

と、そんなこんなでとりあえずは一安心。

あとは むすめーずでがんばって神戸に向かってね、ということになったわけですが、

その時点で時刻は夕方。

ああわたし、
今日ここまでこれしかやってないわー
いろいろやろうと思っていたことはあったけれど、ほぼ一日これで終わってしまったではないか！

と思ったわけです。

思 っ た け れ ど、

でもこれは、
わたしがやりたくてやったことだな、

とも思って。

それを決して無理矢理ではなく、
ナチュラルにそう思えて。

これって、子育て含む自分の現状にイライラしまくってた頃のわたしにはありえない心持ちではなかろうか、、と思ったわけです。

と思っていたところに、
娘から届いたＬＩＮＥのメッセージには

と書かれていて、

それをみて

はて、わたしは時間を奪われたのだろうか

となったきのう。

いや時間を奪われたといえば
そうともいえるのだろう


でも、奪われたのは
このトラブルに、であって、
娘にではない。

なので、
「時間を奪ってごめんね」という
娘からのメッセージについては

「いえいえ、自分 やりたくてやったことですので！！」という話なのだ。

そんな思いを巡らせながら、

彼女の“時間を奪ってごめんね発言”
について考えていたところ、

娘のこの思考は、
(ことわたしに対するこの思考は)
いつぞやのわたしが娘に植え付けたものなのでは？？

と思い至り、反省したりもしている。

というのも、
特に娘がもっと小さかったころの
イライラ期真っ只中だったわたしは、

彼女に対して「ママの時間を奪いやがって」的な関わりをしてきたのかもしれないし、
関わりだけでなくて、そんな意味合いのことを言ってしまっていたのかもしれないし、
言わなくても表情、態度から伝わってしまっていたのかもしれない。

というか、
そうだったのだのだと思う。

だから、娘は今も
わたしが娘のために動くことを
基本 時間を奪うこと(＝やってもらってはいけないこと)と思ってしまうのだ、たぶん。

でもでも、そうではないのだ。

今のわたしにとって、娘たちや夫、家族のために
自分ができることをすることは、


“やりたくてやっていること”

いろいろな予定や仕事の都合もあるから
いつもいつもそうできるわけではないけれど、


やれることをやれてよかった、
これが今日のわたしにとって最善だったのだ

そう思えたきのうでした。

娘たちがもっと小さかったあのころも、
そう思いながら子育てができたらよかったな

あなたは、“あなたのために尽くしいつくしまれる価値のある存在”だと、
伝えられる子育てをしてこれたらよかった

そう思って反省することも多いけど、


今のわたしができることは、

あなたは大切で、
あなたのためにできることをしたいし、
それはわたしがやりたいからやってるんだわ、

を言葉でも、態度でも
伝えていくことなんだよな。

だって、
ほんとうにそうなのだから。

朝早くに家をでて、到着は20時15分

おつかれさま。
ここからは楽しめますように！