見出し画像

見える世界が変わるとき

好きなことはなんですか?と聞かれるなら、
手芸とこたえることが多いのですが、

娘たちからは、えー漫画もじゃない?(ていうか漫画じゃない?w)といわれるくらい漫画も好き。
(そうだけどさぁ、、手芸といいたいの!w)

いろいろ好きな漫画はありますが、
ドラマをきっかけに読みはじめ、ひとりひとりのキャラクターやストーリーに魅了された漫画「ハコヅメ」も単行本の新刊をとても楽しみにしている漫画のひとつ。

で、
この前たまたま本屋のビジネス本コーナーで見つけたのがこちら

この「ハコヅメ」仕事論、

サブタイトルは
『女性警察官が習慣連載マンガ家になって成功した理由』とありますが、

作者の泰さんが漫画をかくようになった経緯や
これまでどのようにつくられてきたか、がインタビュー形式で書かれているファンブック的な内容で(それが読みたかったからいいのだけれど)、
ファンとしては楽しく読みました。

で、なぜ、
警察官であった作者が漫画を描いたかというと、
警察への就職人気が落ちているなかで、警察官になりたい人と思う人を増やしたい、という広報的な目的があったそう。

「警察って、君が思っているより、もっとしょうもない人たちが、それなりに楽しく仕事をしているし、そういう人たちが頑張って、世の中にとって大事なことをやっているんだよ」
と、そういうことを伝えたいなって考えました。
(中略)
いい意味でしょうもない人が、日々頑張っている。そこが大事だと思います。
「ハコヅメ」仕事論 泰 三子/ 山中浩之

警察官になりたい、という人が増えたかはわからないけれど(いやきっといると思うけれど)、

広報という意味では、その効果はものすごーくあると思う。

実際わたしはこの漫画を読んで、警察の仕事や警察官についての理解が深まったし、どんな想いで、どんな危険のある仕事をしているのか、ということを想像し、実際近所をパトロールしている交番勤務の警察官の方の日常の仕事や、そこで働く人たちの関係性だったりを前よりずっと身近に(勝手に)感じられるようになったしね。

そんなことを思いながら、改めて考えたのは、


今の世の中、
仕事や役割もそうだし、
それ以外もいろいろなこと全般、
調べればなんでも情報が得られる世の中だけれど、

わたしたちがそれをほんとうに理解し、
日常に活かすことのできるひとつの視点とするためには(視点を増やすには)、

実際体験するか、
それが難しければ、実際それを体験したり携わっている人の視点からみようとすることが必要で、

そうすることで、見える世界が少しずつ変わって、
これまであった壁が低くなるように感じたり
これまでより少し明るく、あたたかく感じられたりすることもある。


ということから考えると、
自分とは違ういろいろな立場のひとの話を聞いたり
映画をみたり、小説は漫画を読んで知ることって、

やっぱりすごく有益だよね、ということを
しみじみ、改めて思っていました。


だって、警察の組織やどんな仕事があるか、ってこれまでも調べればわかることではあったけれど、調べて文字としての知識は得られたとしても、その現場で、実際繰り広げられるかもしれない会話や、人と人との関わり、想いだったりは想像することはできなかったから。

それを、よくも悪くも警察組織って実際こうなんだろうね、を
おもしろく、ときにシリアスに描かれているハコヅメを読んだことで、
警察に対するイメージがいい意味で変わった、というか、親近感がわいたわけです。



だから、
元同僚である“いい意味でしょうもない人たち”が、日々頑張っていることを伝えたいという作者の思いは、たくさんの人に届いていて素晴らしいし、喜びも大きいだろうなぁと想像していました。


と、この流れで、
僭越ながら(?笑)、
わたしがこのnoteをなんのために書くのか、
ということについても改めて考えたわけですが、

思考の整理や記録、という意味では
自分のためでもある、ということはほんとうに思っているけれど、


ハコヅメが警察の広報としての目的があったというように、
わたしにも、知ってもらいたい、と思っていることはやっぱりあるな、と思い返していました。


わたしは、

前のわたしと同じように

親との関係性や子育てに悩んでいたり、
どう生きていくかの不安の中にいる人に、

何かしら気づきや癒しがあるといいいな、と思ってるし伝わることがあるとしたらとても嬉しいと思ってる。

たとえば、

―気づかないうちに心に抱えてきた重りや、
 つけ続けてきた仮面に気づき、
 外していくときの心の軽さを

―生きづらいとは認識していないかも 
 しれないけれど、
 その生きづらさを手放すことが
 できたときに感じる希望を

―その先にある、
 自分自身や大切な人の関係性の変化を。


そして、
もしわたしがそれらを伝えたり
知ってもらうきっかけになれるとしたら、


ここに書くべきことは
どこかで調べたりひっぱってこれる知識や概念そのものではなく


 わたし自身がこれまで感じてきたこと、
 わたしが学んだり体験してきたことによって
 気づいたことや、
 それによって起こった変化だったりを

”わたしの視点からみえる世界”として、
正直に、わたし自身のことばで綴っていくことなんだろうな、とやっぱり思う。
(それがうまくは書けないのが相変わらず悩みですけれどね)


といいつつ、

わたし自身、まだまだ日々が学びだと思っているし、
目の前のことや日々感じたこと、もがいている過程だったりを、ただただ綴っていることも多いこのnoteですが、

いつも読んでくださっているというお声やご感想をいただけたり、
講座やサービスへのご興味をいただいたりするたびに、書いていてよかった!!まじで!涙 と、
感動しています。ほんとうに。

そしてわたしは皆さんのnoteを読ませていただくことで、これまでみえていなかったことを見て、知って、視点を増やすことができています。

いつもありがとうございます。


***

出会ってよかった、と心から思っている、
大好きなサービスをお届けしています。

ー自分を知って自分を生きる
ライティング・ライフ・プロジェクト

第2期は満席にて募集終了しました。

コーチングを体感しながら学ぶ講座、
 マザーズコーチングスクール
 トラストコーチングスクール

6月以降のご受講募集中です。

資格取得を目指す方にも。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?