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子育てを楽にするのは育児書でもノウハウでもなかった、という話

子育てを楽しめていなくて、
小さな娘を相手にイライラしてしまう自分が大嫌いで、母親としての自信をすっかり失っていたあのころは、

それなりにたくさんの育児書を本棚に並べたし、解決策を求めてネットの子育て記事もいろいろ読んだ。

今読んだらまた違う捉え方ができるのかもしれないけれど、あのころ求めていたのは「子育ての正解」。

「こんなことをいってはいけない」
「こんな言い方をするべき」
みたいなノウハウやテクニックを知りたかったし

娘にイライラしなくても済むように、
その方法を知りたいと思ってた。

まるでイライラしないツボをおしたり薬をぬろうとするようなイメージでねw



でもいくら方法論を学んでもうまくいかなかったし、結局反省しては自分を嫌いになるのループだったなぁ。。

たとえば、

本で読んだとおりに言い方を変えてみたって、

結局のところその内側で思ってることは
伝わってしまうものだし、

大切なのは、

どう伝わるか、であり、
相手がどう受け取るか、なわけだから。

簡単にはうまくはいかないものですよね。。


コミュニケーションを学ぶ、ということは
在り方を整えること
なんだなぁ

ということを、
コーチングに出会ってからじわりじわりと思い知ってきた、という感じです。わたしの場合。


在り方、となると
はい、今日から変えます、変わります!!という
わけにはなかなかいかないから、
けっこう地道な取り組みともいえるのだけど
(もちろんこれも人による)

それに取り組まないことには
結局自分ではないところに原因を求めてしまいがちだと思うんですよねー。


と振り返って思い出したのは、
わたしの一番の子育て暗黒期のこと、

あのころ長女はけっこう不安定で、

いつも不安そうだったし
慎重すぎるくらい慎重で
行動からも表情からも神経質な様子が見てとれた。

それが彼女の資質なのだと思った時期もあったけれど、

わたしがコーチングを学んで関わりを変えたら
娘も変わった、

ということから考えても、

やっぱり、わたしの関わりに原因があったのですよね。。おそらく。

当時も、うすうすそう思ってはいたけれど
それを全面的に受け入れることから目を背け
「この子は慎重で神経質」ということに
していたように思ってる。

(あ、もともとの資質とかタイプ、
というのを否定するわけでは全然なくて、
それももちろんあるのだけれど、

うちの娘については、
わたしの関わりによるものだった、
というお話です)


そういえば、

わたしは当時、

「わたしは子育てが向いていなかったんだ」
と自分にがっかりしてたけれど、

子育てといっても、
親子の話であっても、

つまりは
 娘 と わたし の 関 係 性 

の話であって、

「わたしが、娘と良い関係性を築きたい」
「わたしが、母として、彼女たちの人生を応援し、
 サポートしていきたい」

と思っている。
じゃあ、そのためにどうするか、ということで


そもそも、むいているとかいないとか、そういう話ではなかったんだな。。

だから、
母として、妻(夫)として、上司として向いていない
と自信をなくしている人がいるとしたら、
だいじょうぶ、と伝えたい

向いていてもいなくてどちらでも大丈夫だし
あんまり関係なくて、

考えるとしたら、
お子さんと、パートナーと、部下との関係性を
どうしたいかであって、

それを変えたい、
今よりもっとよくしたいって
思うのであれば
そのためにこれからできることは
きっとあるのだから。


わたしは今も 母にも妻にも向いているとはいえないし、のびしろもまだまだ超いっぱいあると思っていますけれど笑

娘や夫、クライアント、
周りの大切な人との関係性をより良くしたいし
応援できる人でありたいから

そのために自分を整えたいし、
もうそこから目を背けないと決めてる。

それはきっと、これからもずっと続くんだろうなあ
と思っています。

ということで、

コーチングも自己認識も、

テクニックを知ったら今すぐ変わる、みたいな魔法ではありませんが、
これからを、未来を変える力があると、
わたしは思っています。

その一歩を、過程を、
伴走させていただけたら幸せです^^


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