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生きづらさの連鎖と「いいお母さんになる」目標

これまでも書いたことがありましたが、

娘が生まれるまでの人生において
わたしの目標は、
「いいお母さん」になることでした。

といっても、
ふわふわきらきらした、あったかい感じの
「いいおかあさんになる♡︎」ではなくて、笑


わたしの場合、
なんというか、、ワラワラした感じの
「いいお母さんになってやる!!」だっだよな、
といまさらながら気づいた今朝。


というのも
子どものころからわたしは
自分のサバイバル(祖母の介護とか父との関係性とか)が大変すぎた母の言動のいろいろや、父の理不尽かつ無関心な態度に

「なんでこうなの??」と悔しいやら悲しいやらの気持ちでいっぱいになりながら、
「こんな親にはぜったいにならない」
と、口癖のように心でとなえてw生きてきたので、


それとセットでの
「わたしはいいお母さんになってやる!」だったのだから、
そりゃあワラワラ🔥🔥してますよね。。^^

(それを人生の目標みたいに考えてたという、、
↑今思うと、なんかねーって感じなんですけどね 笑)



それでも、

ほかに夢も目標ももてなかったのに
「いいお母さんになる」
それだけは強く強く決めて生きてたわたしは、

「いいお母さんになる、自分はなれるんだ」
となぜか漠然と思っていたところがありまして、

実際 娘が産まれて子育てしてみたら
ちっともいいお母さんになれない自分に
失望するわけです。


で、今思い出しても苦しくなる(娘に申し訳なくて)あのころを振り返っていて、


小さなころからわたしがなりたいと思っていた
「いいお母さん」ってどんなお母さんだったんだっけ、と改めて考えたのです。


自分の親を反面教師にして「いいお母さん」を
目指したことはわかってる。

でも、どうなれたらわたしあのころ、
自分のこと「いいお母さん」だと思えたのだろう、と。


で、聞いてみた。

「いいお母さんになる」と決めた
子どもだったころのわたしに。

 

「ねえ、あなたが思ってる”いいお母さん”ってどんな人?」

って。

そしたらね、あの頃のわたしはいうのです。


 (自分が傷ついた)あんなことは言わなくて、

(自分がされて悲しかった)あんなことはしなくて、

 いつも不機嫌な顔をしてこどもを心配させたり
 苦しくさせたりしなくて

 あなたたちがいなかったら私の人生こんなんじゃなかった、
 なんて言わなくて。。

そう答えるわたしの顔は
悲しそうで、悔しそうで、怒っていて、


そうか、
わたしの「いいお母さんになる」という目標は、
子どもだったわたしの悲しみと、怒りでできていた
んだな、と
はっとしたんですよね。


 「わたしは絶対こんなことしない!」
 「こんな思いをさせるお母さんにならない!」って。
涙をこらえながら沸々としていたあのときのままに、、



そう考えると、
当時わたしが抱えて生きてきた
「いいお母さんになる」という目標は、

わたし自身のためのもの、

つまり自分の悲しみとか悔しさとか
親への恨みつらみみたいな思いを晴らすための目標、みたいなもので、

産まれてくる(産まれてきた)わたしの子どものためを思った
目標じゃなかったということなんじゃない??

と気づいて、

あの頃の子育て暗黒期の要因のひとつを
あらためて思い知った気持ちになってる。笑



子どもだったころの自分の孤独のかたまりのような
「いいお母さんになる」だったのだから、
そりゃあうまくいかないですよね。



娘が小さかったあの頃わたしは
どうしてかイライラしてばかりで
娘を悲しませてばかりの自分に失望して、


ああ、わたしにはやっぱり無理だったんだ。

結局されたようにしかできなくて、
愛されなかったと思ってるわたしは愛情をうまく届けられなくて、

わたしには子育ては向いていなかったんだ、

とあきらめかけていたのですが、

あのままマザーズコーチングに出会っていなかったら
娘たちにしっかり向き合うことができないまま
彼女たちと笑いあえる今はなかったし、

自分自身と向き合って、
自分の中の悲しみや孤独に気づき向き合うことができなければ

それを知らず知らずに娘に引き継いでしまったと思うんですよね。


(自分が今なおその悲しみを抱えて生きてるということにほんとうの意味で気づいて、
悲しんでる自分の中の自分によしよしできたのは
割と最近の話しなんですけどね)



そうやって、
自分が抱えてきた生きづらさや孤独感(寂しさ、悲しみ)を、
”決してそんな思いをさせたくない、と思っている自分の大切な人”に引き継いでしまう
ってすっごい辛いし残念な話ですよね。


でも往々にしてその連鎖は起こってしまう。
親子の場合は特に。


 おそらくはそんなつもりもなかったし、望んでいたわけではないはずなのにわたしに孤独を引き継いでしまった母のように。

 そんな母を反面教師に、「わたしはいいお母さんになる!」と決めて生きてきたのに、娘に小さかったわたしと同じ顔をさせてしまっていたわたしのように、ね。



ということで、

わたしは生きづらさを抱えて生きている人が自分を癒し、
まとわりついていた不安から解放され、
「自分を生きる」ことができるサポートがしたいと思って仕事をしているわけですが、


その根本には、
無意識にも生きづらさを抱えて生きることによって、どうしようもなく起こり得る、
生きづらさや孤独の「連鎖」を断ちたいという思いがあって、

それがわたしの原動力だな、と思い返した今日でした。


**

そんなことを考えだしたのも

すっかりごぶさたしていたインスタを復活しーよう、と思って

「あれ、わたし何がしたいんだっけ?」🐸
となったのがきっかけ^^


↑ 「わたしってキャリアコーチ!」と思ってた頃wにつくって投稿しはじめたものなので、キャリア色(?)のあるアカウントですが^^

インスタも少しずつ投稿していこうと思うので、
よかったらフォローいただけたら嬉しいです!!


それではまた^^


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