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2024年4月 読み終わった本・読んでいる本

アプリ「記録」

読んだ本や観た映画を簡単に記録できるアプリ『記録|読書も映画も』を、この1月の初めから使い始めました。簡単なので、この一ヶ月間、無理なく、そこそこ楽しく使っています。

記録をつけるのも簡単だし、記録を振り返るのも簡単なので、せっかくだからその記録を生かしたいと思いました。ひと月ごとに、note に記録を起こしてみます。今年のチャレンジにします。順調に続くかしらね。

とりあえず、読んだ本を振り返ってみます。

1月~3月に読み終わった本はこちら


毎月始めに、前月に読み終わった本や読んでいる本についての話を投稿しています。もう今月は終わってしまいますが、頑張って駆け込みで4月の記録を振り返りたいと思います。

4月に読み終わった本

2024年4月 読み終わった本


こうして自分が読み終わった本を振り返ってきてみて分かったことは、その分類です。私にとっての、分類ですね。読み終わった本を並べてみると、趣味の本、勉強の本、娯楽の本という風に分類できます。

というわけで、まずは趣味の本の紹介から。

『虹の谷のアン』

文春文庫から出ている松本侑子さん訳の『虹の谷のアン』です。『赤毛のアン』のアンの子どもたちと、アンが住む村の牧師館の家族のエピソードが詰まった本です。

私は村岡花子さん訳の『赤毛のアン』及び、それに続くアンシリーズの大ファンです。私が『赤毛のアン』が好きだということは、今までに投稿した note において何度か表明してきました。こちらで『赤毛のアン』との出会いについて書いているので、良かったら読んでみてください。

私の手元にある新潮文庫のアンシリーズは、上の note の中でも言及している通り、私の二十歳の成人のお祝いに両親が揃えてくれたものです。四半世紀の間に何度も何度も読み直したので、かなりくたびれてきてボロボロです。

今度は自分で揃え直そうと思いました。もういい大人なので、いわゆる大人買いができます。10巻の新しいアンシリーズ。考えるとワクワクします。

そんなわけで本屋さんに向かったところ、目に入ってきたのが、文春文庫から出ている松本侑子さん訳の『赤毛のアン』シリーズでした。訳注が付いているのが特徴です。試しに読んでみることにしました。

そうして、先月7巻目にあたる『虹の谷のアン』まで読み進めました。それまでの6巻目までは昨年末までに読み終えており、ちょっとブランクがありました。村岡花子さんの訳の方を読み返したり、原書を追ってみたり、寄り道していたんですね。

ここまで読んでみて言えることは、私はやっぱり『赤毛のアン』が好きだということです。モンゴメリの世界が好きだといってもいいかもしれません。

『赤毛のアン』については、いつかメインテーマに据えて note を書きたいと思っているので、ここではもう控えます。松本侑子さん訳のシリーズもあともう1巻残っているので、まずはそちらを読んでから。

次は、勉強の本を紹介します。

『21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点』

コーチングスクールの同期達と続けている読書会の課題本として取り上げられました。読書会の存在って有難いですね。私自身が自ら読もうとなかなか思わない本、存在を知らなかった本、存在は知っているものの読むことに躊躇していた本、そんな本を読み進めるきっかけを作ってくれるのが読書会です。仲間がいますから。

『21世紀の教育』を読んでいる間ずっと、私の頭の中にあったのは、私が小学校2年生から26歳までどっぷり漬かっていたガールスカウトのことでした。

私は、小学校から大学までの学校教育では教わらなかったことを、ガールスカウトにおいて学びました。それはどんなことか率直に言うと、「自ら考え、行動する」ということです。徹底的に叩き込まれました。

「自ら考え、行動する」ことは、簡単なようで難しいし、正しいことのようで苦しめられたことも多々あります。「考える」にしても「行動する」にしても、然るべき手順があるからです。そして、然るべき手順通りに行かないのが人生です。

この本の著者たち(『EQ こころの知能指数』のダニエル・ゴールマンと『学習する組織』のピーター・センゲ)が、この本を通して伝えたいとしているのは、3つあります。「自身」「他者」「外の世界」です。ひっくるめて、トリプルフォーカスと呼んでいます。

トリプルフォーカスのうち、一番重要なのは「自身」です。「自ら考え、行動する」においても、重要なのは「自身」を起点にするということです。然るべき手順ですね。これがなかなか難しい。「他者」や「外の世界」への、配慮、遠慮、忖度が邪魔するからです。そのつもりがなくても。

「自身」を起点にする手順を踏まないと、「他者」や「外の世界」にフォーカスして「考え、行動する」ことも上手くいかないものです。

私がかつてガールスカウトにいたときに、「あなたはどうしたいの?」「あなたはどう思うの?」という問いかけを、散々受けてきたことを思い出します。これがね、結構辛かったのです。「自分はどうしたいのか?」「自分はどう思うのか?」、、、なかなか答えられないものです。でも、そこを乗り越える必要がある。「自ら考え、行動する」ことができるようになるには。

この本はトリプルフォーカスの指南書です。トリプルフォーカスとは何か、どうアプローチしていくか、分かりやすく説明されています。また、なぜトリプルフォーカスが重要なのかについても。

「子どもの・・・」と本書名にありますが、私たち大人が学んでいないと、子どもたちに伝えることもできません。私たち大人にこそ必要な本だと感じました。

さて次は、娯楽の本を簡単に紹介します。

『レッド・スパロー』

先月読み終わった本の中に、『ハンガー・ゲーム』のシリーズがありましたが、その映画版に出ていた女優さんのジェニファー・ローレンス関連の作品を追っていたら、この『レッド・スパロー』に辿り着きました。同名の映画作品があります。

いわゆるスパイ小説です。何も考えずに、または色々忘れて、読み進めることできる小説です。上下巻と長めですが、長いのがいい。

映画にはない設定として、ヒロインの共感覚と思われる症状(小説の中では能力のように表現されている)があり、頻繁に出てきます。人を見ると色のイメージが浮かび、そして、色とその人の性格や信頼性を結び付けます。小説だから言葉でうまく表現できるけど、映画でこれを表現するには一工夫要りますね。

小説と映画で異なるのは、終盤の展開です。命を失うことになる人物が異なります。・・・映画の展開の方が気持ちがすっきりしました。・・・小説の展開の方が趣がありました。

小説には翻訳されていない続編があって、実はペーパーバック版も手に入れてしまいました。読み終えることができるか分からないけど。


4月に読み終わった本【番外編】

上のリストに入れなかったけれど、本の形態をしており、毎日のように読んでいたものなので、ここにも載せておきます。ガイドブックです。

5月の初めにデンマーク旅行に行っておりまして、そのために『地球の歩き方』の北欧編を買いました。結局このガイドブックが一番情報が載っていて参考になりますね。




4月に読んでいる本

2024年4月 読んでいる本


積読が増えるばかりです。これらの本はいずれも一度は開いており、つまり、読み始めている本なのですが、進まないまま机の上に積まれています。

ここの記録に載らないまま読み終わってしまう本も当然あるわけで・・・。かわいそうに後回しにされてしまった本たちです。少しずつがんばろう。




4月分は以上になります。あああ、5月中に投稿したかったけれど、正確な日本時間としては6月1日に突入してしまいました。残念。

もう6月なので、つまりは、5月に読み終わった本を紹介する note も早々に投稿しないといけません。ちなみに、5月に読んでいたのは小説ばかりでした。趣味の本か娯楽の本ですね。

この「読み終えた本・読んでいる本」の note はコツコツと続けて行きたいと思います。よろしくお願いします。

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