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コーチングで必要な技術~クライアントの心理的盲点を外す~

お目通しいただきありがとうございます!プロコーチの寅さんです。

コーチングで必要な技術にクライアントの「盲点」をつくことがあります。「盲点」を突くことでクライアントの視野を広げます。「心理的盲点」のことを心理学用語で「ストコマ」、「ストコーマ」というそうです。「スコトマ」...言葉の響きが可愛いですね。

脳は大量の情報を処理するために常に膨大なエネルギーを消費します。
もし、全力で情報処理をしてしまうと、カラダがついていけなくて崩壊してしまうそうです。

これを防ぐために、脳はその時に必要とされる情報以外を遮断します。
つまり脳の数パーセントしか使わないように調整するカラダの防御システムが働くのです。

しかし時として、

見るべきものを見えなくしてしまいます、また、
聞くべきものを聞こえなくしてしまいます、他には
感じるべきものを感じなくしてしまいます。

コーチの役割の一つにこのようなことがあるのではないでしょうか。

”クライアントの心理的盲点(=スコトマ)を外す”

つまり、

視点が変わるような、様々なコミュニケーションをすること。
質問をしたり、
事例を話したり、(=情報提供したり)
フィードバックをしたり、
リクエストしたり、
時には宿題を出したり...

スコトマについて大切なことは、

『私はスコトマを持っている』ことを常に知っていて、意識すること。
そうすれば自ずと、
「他の視点を見落としていないか?」とか、
「もっと他のアプローチはないか?」、
「他に問題点はないか?」
と自問をしていくことになります。

そのことで、
”時には視点を変えることが必要であること”
について、
より深く納得ができるようになります。

時にコーチはクライアントのストコマを外すことが必要です。
ストコマを外すことでクライアントの世界が広がります。

最後まで読んでくださり、有難うございます。

/コーチングx投資術
コーチ寅さん

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