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禁欲はパフォーマンスアップになる?1

はい、今回もまたまたゆるーい事を
書いていこうと思います。それは

禁欲はパフォーマンスアップに
なるのか?

という事です。

まぁことの発端は
自分のコーチである山田さんと
オンラインコーチングで
話している時でした。

お互い見た目は大人ですが
心は永遠の厨二です。
(小宇宙は常に滾ってます。)

そして、スポーツで働いているにも
関わらずスポーツがそこまで
気にならなり自分は

もっとアニメや漫画が
好きな人とも繋がっていきたいと
伝えたわけですよ。

アニメや漫画の内容を
佐々木さんなりに調べて
解説すればいい

山田さんにそんなことを
言われたのが全ての
原因です。笑

まぁ書いたのは自分何で
責任は自分です。

前回のブルックから
ヒントを得た私は
これから少しこういう
内容をもっと書いていこう
かなと思います。

さて本題です。
禁欲するとパフォーマンスアップ
になるのか?ですね。
(一回目からまたヘビーな
話題ではありますが。。。笑)

これは結構聞きたくても
中々他人には聞けない
トピックだと思うんですよね。
だから書いてみました。
まぁ後、純粋に気になりましたよね。

だって漫画とかでは実しやかに
書かれていることが
多いですからね。
自分の中で記憶に残っているのが
漫画はじめの一歩で

青木vs今江戦で、鷹村が言った
青木へのアドバイスです。
”〇ックス”はするな!でした。

ですが、試合前の緊張と
恐怖から青木は眠れません。
で、彼女のトミ子に
慰めてもらうわけですね。
(このリア充め!!)

ここはもう結構自分としては
青木を応援したくなります。
今江もいい奴ですよね。

(ちなみに今江は
チャンピオンにであり
続けるために彼女と
分かれるという
暴挙のような禁欲を
発動しています。)

で、泥試合を予想されていた
青木ですが、案の定どろどろの
泥試合になるわけですね。

疲労は困憊、
足も手も動かない
彼自身のエネルギーを
使い果たした描写がある時に
観客席の鷹村がトミ子に
言った言葉が

ここで使うべき体力を
昨晩使ったからな”
でした。”

いやぁ、手厳しいですね。
(言うても彼自身も
自分も除毛で
減量になるとか
言ってましたが笑)

さてさて、この泥試合の
行方はどうなるのでしょうか?
まだ結果を知らない方の為に
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セッ〇スがアスリートのパフォーマンスに与える影響:都市伝説と科学

はじめに

競技前のHがアスリートの
パフォーマンスに影響を
与えるかどうかは、
長年に関心の的となっています。

Stefani et al., (2016)によると
古くは古代ローマや
ギリシャ時代から人々は

何か大きな犠牲を払う事に
より大きな成功が得られる

と信じられてきたそうです。
(ゲン担ぎっぽいですね。)

ここで思い出すのが
”逃げ上手の若君”に
出てくる海野幸康です。
童貞を貫くことですごく
強い侍という設定です。

公式サイトはこちらから。

またゲン担ぎではありませんが
人間のパフォーマンスを
向上させるためには
攻撃性も必要になります。

攻撃性を向上させる、
もしくは負けん気を強くする
と言い換えても
いいかもしません。

これを更に言い換えれば
男性ホルモンである
テストステロンの向上を
意味します。

このテストステロンの
向上もまた禁欲により
向上すると信じられています。

(鋼の錬金術師で
アルとエドワードが
言うような等価交換
みたいですね。笑)

では、はたしてこういった
考えは正しいのでしょうか?

競技前の性活動が不利と考えられる理由

科学的なリサーチに移る前に
多くのアスリートやコーチは、
競技前のセッ〇スが
パフォーマンスの低下”に
つながると考えています。

その理由として挙げられるのは:

  • 体力消耗: セ〇クスに伴う体力の消耗が競技で必要とされるエネルギーを奪うという懸念。(どんだけ激しくて長いねん。。。)

  • 集中が散漫になる: セック〇が試合に必要な集中力やメンタルの準備をそらせる可能性があるという恐れ。(まぁ。。。。そうなのか?すっきりして切り替えられると思うんやけど。。。)

  • 伝統的な信念: 精力を温存し、攻撃性を高めるために、禁欲がパフォーマンスを向上させるという古くからの見解。

歴史的に多くの有名なアスリートや
尊敬されるコーチが
大きなイベントの前には禁欲を
唱えてきました。

これらの逸話的な報告は、
性活動に続いて競争力が
低下したと感じる事例を
しばしば強調し、
スポーツ雑誌のインタビューで
具体的な事例が
引用されることもあります。

2002年と古い記事ですが

イタリア代表のコーチが
選手達にW杯中の
ファーストステージ中
禁欲令を発動した
という記事。

まぁ我々も”まぁW杯に
向けてなら仕方がないかな?”
と思ってしまいますよね。

反対の意見もあります。

元UFCファイターである
Ronda Rouseyは
禁欲をしないことで
有名でしたし、

リオ五輪ではブラジルの選手が
大事な試合より恋人との
〇ックスを優先したことを
聞いたこともあります。

科学が示すこと

一般的な信念とは反対に、

競技前の性活動が
アスリートの
パフォーマンスに
悪影響を与えるという
証拠はほとんどありません

  • テストステロンレベル: セ〇クスがテストステロンレベルを著しく減少させ、アスリートのパフォーマンスに影響を与えるというのは現在の証明されていません。

  • フィジカルフィットネスへの影響: システマティックレビューやメタアナリシスは一貫して、性活動がフィジカル測定の30分から24時間前に行われても、有酸素能力、筋力、持久力などのフィジカル能力の測定値には有意な影響を与えないことを示しています。

  • 研究方法論: 研究は厳格な科学的方法を用いており、VO2マックステストや筋力評価などを含むこれらのフィットネスパラメータに前回の性活動が悪影響を与えていないことを確認しています。

また問題としては
被験者のほとんどが男性で
女性が少ないという事です。

競技における高テストステロンレベルの利点

ところでなぜテストステロンが
アスリートにとって有利
とされるのでしょうか?

  • 筋肉量と強さ: テストステロンはタンパク質合成を促進し、筋肉の成長と強さを促進します。

  • エネルギーと持久力: テストステロンのレベルが高ければエネルギーの向上と持久力の増加に寄与し、アスリートが長時間にわたって高いパフォーマンスを維持するのを助けます。

  • 攻撃性と競争心: 競争心と攻撃性を促進することで知られるテストステロンは、アスリートの成功への意欲を大きく左右することがあります。

  • 回復: テストステロンは筋肉の回復を助け、激しい運動中のダメージを減少させ、イベント間の回復時間を速めます。

  • 認知機能: このホルモンはまた、競技に不可欠な意思決定や反応時間などの認知機能を向上させます。

自分の考えと結論

伝統的な信念や個人的な逸話が
いくつかのアスリートやコーチを
禁欲を選択させるかもしれませんが、

科学的な証拠は性活動が
必ずしもアスリートの
パフォーマンスを
損なうわけではないことを
示しています。

ですが、試合前の
トラブルは避けたい
というのも本音です。

試合前やシーズン中に
真偽のほどはどうかとして
性的暴行容疑をかけられたり
すれば代表から外されたり、
所属チームから
解雇されかねません。

後睡眠に関しても
少し真面目に
考えてみたんですが
基本的にセック〇を
するのは夜ですね。

(まぁ正直言えば
いつでも良いんですが。。。
人様に迷惑さえかけなければ
個人の自由ですから。)

例えば次の日が
朝の早い日だとしてら
やっぱり寝不足になるのかな?
と思ってしまいます。

寝不足は翌日の
パフォーマンスを
基本的に低下させます

こういった性的暴行容疑や
寝不足を回避する為にも
禁欲を促すコーチ達や
選手達はこれからも
いると思います。

(事実かどうかは
別として、元々こういった
考えでやっていた
かもしれませんね。)

また科学的根拠がないからと
言って古くからの知恵を
忘れていけません。

君子危うき近寄らずです。

科学的根拠と
古くからの知恵を
賢く活用して
最高の準備をし
そして、最高の準備を
手に入れましょう!

参考文献

  1. Boone, T. and Gilmore, S., 1995. Effects of sexual intercourse on maximal aerobic power, oxygen pulse, and double product in male sedentary subjects. The Journal of sports medicine and physical fitness, 35(3), pp.214-217.

  2. Johnson, W.R., 1968. Muscular performance following coitus. Journal of Sex Research, 4(3), pp.247-248.

  3. Krieger, L., 1997. Scoring before a big event. Winning, 1, pp.88-89.

  4. Stefani, L., Galanti, G., Padulo, J., Bragazzi, N.L. and Maffulli, N., 2016. Sexual activity before sports competition: a systematic review. Frontiers in physiology, 7, p.246.

  5. Zavorsky, G.S. and Brooks, R.A., 2022. The influence of sexual activity on athletic performance: a systematic review and meta-analyses. Scientific reports, 12(1), p.15609.

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