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日々練習すること

何かを習得すること。何か上達すること。どちらにおいても、適度の練習を長期間継続して行うことが一番の近道なんだ、ということを最近になってしっかりと理解しました。

もしかすると「近道」という表現をすると誤解をまねくかもしれないので一応説明すると、「近道」は決して「時短」で目標を達成できる、という意味ではありません。「近道」と表現したのは、ひとつのことを習得、または上達するのには、それしか方法がないから他のことを色々やるよりも、しっかりと日々の練習を継続して行ったほうが良いよ、と考えたからです。

なんでいきなりこんな話をしているのか?

つい最近気づいたことがあったから。主に僕がやっているマラソン練習からの気づきです。

マラソン練習の8〜9割は中負荷のジョギング。これはハッキリ言って楽しい練習ではないです。スピードを出すわけでもなく、とにかく淡々と日々距離を積み上げていく作業。僕はまあまあ楽しみながらやってはいるんですけど、もちろん日によっては全然楽しくないです。特に雨と寒い日。

それでも走る。どれだけ気が向かなくてもとりあえずランニングシューズを履いて走りはじめる。マラソンのタイムを縮めるためにはこれしかないんです。だから、ひたすら走る。

もちろん、様々なマラソン練習方法はあるんですが、それは毎週キッチリと距離を刻んでいることが前提。土台となる距離を走って毎週走っていてはじめて練習の細かいメニューが活きてきます。

要するに、まずはボリューム。何事でも上達するためにはある程度のボリュームが必要。ボリュームを出すにはそれなりの時間もかかります。だから練習のボリュームを増やしていく反復の過程を、長期的に楽しめるかどうかがカギかもしれません。

結局のところ「ローマは一日にして成らず」。コツコツと、淡々と、粛々と、日々の練習を長期的に積み重ねることが一番の近道だよなあ、と最近考えたのでした。


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