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ジョグの役割

マラソントレーニングの核をなす練習種目、それがジョグ。

ジョグとは、ゆっくりのペースで走る練習種目。一般的に良く言われるのは、マラソン練習の8割はジョグ。

要するに、マラソンを早く走りたければ、ゆっくり走ることを突き詰めろということ。なんだか哲学的です。

ただ、ひと言に「ゆっくりなペースで走る」と言っても色々あります。

例えば、フルマラソンを4時間以内で走りたい人の場合であれば、5分41秒/km ペースでレースを走り切れば目標達成となる。なので、ゆっくり走るとなるとこの人は、日々のジョグのペースを 5分41秒/km より遅いペースにしておきたい(これより速くてもいいんだけどね)。

そうなると6分/km でもいいし、7分/km でもいいわけです。だからジョグは幅広いし奥深い。

ちなみに僕の場合だと、今の目標はフルマラソンを3時間以内に完走なので、レースペース目標は 4分15秒/km です。そしてジョグのほとんどを 5分00秒/km から 6分20秒/km くらいで走ります。

その日のジョグの役割によってペースにけっこうな差があるわけです。

個人的に、ジョグの役割は3つに絞って日頃走っています。

その1。テンポの良いジョグ。

サクサクと気持ちよく走るジョグです。僕のペースだと、大体 5分15秒/km くらいから調子のいい日は 5分00秒/km を切る日もあります。

大切にしているのは、ペースは決めずにその日の体調と頑張り度合いに集中すること。

その日のコンディションのなかで自分が気持ちよく走れるテンポを探すんです。ペースのチェックは、答え合わせ程度。

そして、ジョグの役割その2。アクティブリカバリー。

リカバリーのためのジョグです。

めちゃくちゃゆっくり。30分くらい走ります。身体に疲れが残っている時は、軽く動いた方がリカバリーを促進出来るのでゆっっっっくりと走ります。

ポイントは、身体に負荷をかけないこと。

最後に3つ目のジョグの役割は、ゆっくりと距離を稼ぐジョグ。

僕の場合は、このジョグの日が多いです。

快適なテンポほど早くもないし、リカバリーほどゆっくりでもない。そんなペースのジョグです。

身体への負担も軽いので、長距離走っても問題なし。

ランニングフォームを意識しながら行うのが、僕は好みです。

とまあ、ダラダラとジョグについて書きましたけど、走らない人がこの記事を読んだら「え、こんなにグチャグチャ考えて走ってるの、キモッ」てなるよね、きっと。

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