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マラソン世界記録保持者の訃報を受けて

マラソン世界記録保持者のケルビン・キプタムが、交通事故で死亡したというニュースが飛び込んできました。

2024年はキプタムが、人類史上初のフルマラソン2時間切りをするのであろうと思っていた矢先のニュースだっただけに、かなりショックを受けています。

キプタムが2023年のシカゴマラソンで樹立した世界記録は、2時間00分35秒。もし生きていれば、彼がフルマラソンを2時間以内で走っていたことは確実でした。

しかし、こんなにも若くして死んでしまうとは。享年24歳。

人の死を比べるのもどうかとは思いますが、キプタムのニュースはコービー・ブライアントのヘリコプター事故の時よりもショックが大きいです。なんていうか、コービーはもうすでにNBAのレジェンドだったからか、もちろんとてもショックではあったけれど今回のニュース程ではなかったんです。

キプタムは、この先マラソン界を背負っていくであろう、将来を期待された若いランナーだったわけで。そんな人の未来が閉ざされてしまったと思うと、どうもショックが大きい。

こうやって突発的な人の死に直面すると、やっぱり人って死ぬんだなあっていう実感とショックがセットになって心に刺さるんですよね。それと、自分もいつか死ぬんだなっていうことを再確認させられる。

だからね、生きているうちに周りの人に優しくしなきゃなあ、なんてことも考えたりもします。

優しくっていうと上から目線に聞こえるけど、ちゃんとありがとうとごめんなさいを言うとか、ちゃんといってらっしゃいとおかえりなさいを言うとか、起きたらおはよう、寝る時はおやすみをちゃんと言う。そんな些細なことです。

2024年は良いニュースが少ないなあ。



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