コーチングを社内で広めたいと思っている方へ向けて
こんにちは。
今日はコーチェットで、法人向けサービスを開発しているチームから、自社内で「コーチング(またはコーチング的な関わり)」を広めていきたい!と思っている/願っている人に向けて、その第一歩を踏み出すために役立ちそうなお話をさせていただければと思います。
コーチングを社内に広げたいと思った時に考えてほしいこと
コーチェットには、社内にコーチングやコーチング文化を広げたいという相談を法人様からいただくことが多くございます。多くの相談をいただく中で、コーチングを導入したい背景として大きく4つのパターンがあること、また、それぞれの背景に対してとるべき有効なアプローチが違うということがわかってきました。
4つのパターンとは、以下の通りですが、まずは、ご自身(またはご自身の会社)がどのパターンに近そうかを客観的に捉えていただければ幸いです。
1は、社内でのコミュニケーションの取り方に問題があり、退職者が相次いでいる。1 on 1を導入したものの機能せず、する側とされる側の双方から不満が噴出しているような状況が例として挙げられます。
2は、データドリブンな経営をしている会社、または、権限を持った方(多くの場合は経営者や役員)がコーチングを導入することの費用対効果を見積もり、導入すべきだと判断しているケースが挙げられます。
3は、会社単位では、コーチングの可能性や必要性が認識されていないものの、特定の方(コーチングを受けられたり、学ばれたりした方であることが大半)がその可能性や必要性を強く感じているケースが挙げられます。
4は、知人や友人の会社、またはメディア(書籍、雑誌、ウェブ記事)でコーチングについて知り、関心が高まっているものの、コーチングやその効果についての理解はこれからの段階にいるような方が当てはまります。
複合的な場合もありますが、みなさん(みなさんの会社)はどのパターンに近そうでしょうか?
個人の想いとして、コーチングを広めたいと思っている方におすすめするワーク
コーチェットでは、上記の4パターンの導入背景に対して、それぞれ最適なアプローチを考え、お手伝いをさせていただいております。今回は相談の数として一番多い、3番目のパターンについて、ご本人と同僚や仕事仲間が一緒になって行うことをお薦めしているワークを共有いたします。
▼ワークの概要
・ワークの目標
個人の想いとしてコーチングを広めたいと思っている方のお話を伺うと、コーチングが社内に広がることで、少し先の未来に大きな変化があることを想定されている場合が多くございます。一方で、コーチングを導入しない(コーチングが広がらない)場合)と比べて、どのような変化が起こるかが具体化しきれていないことがあります。
ワークを通じて
・社内にコーチングが広がることによって、具体的にどのような変化があることを想定しているかを自分自身で具体化していく
また、
・同僚や仕事仲間と、自社の未来をどのように想像し、何をしたらよいと思っているかを互いに知る
ことが目標となります。
- ワークの進め方
1. スライドにある4つの質問をまずはご自身でご確認いただきます。
2. 次に、コーチング導入を説得したい方々、難しい場合はフランクになんでも話せる同僚(仕事仲間)の方々にこのワークを一緒に行うことを提案(お誘い)します
3. 時間(60分〜90分程度)をとり、このワークに取り組みます。
このワークをすることで、ご自身がなぜ、コーチングを社内に導入していきたいのかが、ご自身にとっても、ワークを一緒に行う社員やメンバーの方にとってもクリアになっていき、認識の違いがはっきりしたり、共通認識が醸成させることで、コーチングを社内で広めていく第一歩となるはずです。
さいごに
このワークを意思決定者の方と行い、認識を揃えられたらベストですが、難しい場合は、まずはフランクになんでも話せる同僚(仕事仲間)とされることを推奨しています。
それも難しい場合は法人向けのコーチングサービスを提供している会社さんに相談してみると良いかと思います。それぞれにノウハウを持っているはずです。もちろん、コーチェットへの相談もいつでもお待ちしております!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?