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ゴールで変わっていく

今月8日で、私がコーチングを提供する会社を立ち上げて1年が経った。

あっという間の1年だったが、この1年で随分と自分の日常が変化した。自分が事業としてやっているのがコーチングと言うこともあり、自分自身の変化が加速されて来た感じだ。

どういうことかと言うと、コーチングでは「ゴールは現状の外に設定する」ので、私のゴールも今の現状の外にある。具体的に私のゴールが何かというのはここでは言わないが、そのゴールの手前にある中間目標は、「よりたくさんのクライアントと出会って、西日本にコーチングを広める」ことである。

その目標を達成するまでには、数限りないやらなければならないことがある。でも現時点でそれを全て具体的にリストアップ出来るわけではない。でも、たとえ目標達成までの道筋はどこかぼんやりしていても、目標に焦点を合わせると意識や行動が変わってくるので、今日明日で何をすべきかは自ずと分かっているくるものだ。

例えば、いま私のSNSのフォロワーは、Instagramやfacebook、Linkedinなど様々なプラットフォームのフォロワーを全部合わせて800人くらいだが、目標達成した時にはたぶんフォロワーは万単位になっているだろう。その時には投稿の内容はもっと分かりやすく、コーチングにもっと興味を持ってもらえる内容になっているだろうし、見た目のデザインも洗練されているだろう。すると、今すぐにその水準まで上げていくことは難しいかもしれないが、今出来得るスタイルが決まってくるし、日々投稿する度に理想に近づくための改善点も思いついたりする。

また、目標達成時には、会社員時代とは違った種類の人たちが自分の周りにいると想像できるので、その時に話題に困らないよう、今から社会や世界の出来事に広く関心を持って知識を仕入れておこうと心がけるようになった。すると、耳に入ってくるニュースや、書店で目に飛び込んでくる書籍が変わってきた。

時間の使い方で言えば、会社員時代は月曜から金曜までは朝9時頃から夕方6時頃まで会社に拘束されて、土日祝日は休みというパターンだった。でも今は、週末が休みというのは基本としてあっても、平日も休日も関係なくコーチングに関わることをやっている。その一方で、買い物など街なかへ出掛ける用事のある時は、比較的人の少ない平日の午前中を使って、混雑で生じる無駄な時間を減らしている。いつでもコーチングの急な依頼に対応できるように時間の自由度を確保したいのだ。

こうして見ていくと、日々の全ての行動や判断が目標(ゴール)達成に向かって調整されているようだ。確かにコーチングでいうところの、テレオロジカル(目的的思考)な感じで、人は目標があるとそこへ向かって行くらしい。

目標やゴールがあれば、それに向かって行くために自分の中にある価値基準や物事に対する優先順位が変わる。これまで苦手だとして避けて来たものが、突然、まったく苦にならないタスクに変わったり、気にも留めなかったことに急に興味が湧いて来て、それに関する情報が自然と入ってくるようになる。これまで自分の中で決まり事やルールとして機能して来たものが意味をなさなくなり、新しい自分になったように振る舞える。

これまでの自分の中にあった、「これって、こうだよね」「世の中ってそういうものさ」「ちょっと、これ苦手だな」という考え、信念、反応といったものは、ゴール次第で変わり得るものだということだ。現状に固執しなければ、どんどん違う自分になれる。

だから何より現状の外側にゴールを設定することが大事なのだ。


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