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千葉県香取市にある「せんのみなと」に行って来ました。
キャリアツーリズムを事業として展開されている会社です。

香取市山倉にある古民家で実施される古民家ステイ型プログラムでは非日常な空間で1泊して、ワークショップをやりながらキャリアについて考えるそうです。

今回、私がそのプログラムを受講したわけではありません。

そうではなくて、その「非日常的な空間」に興味があったのです。

コーチングでも、セッションの場はクライアントにとっては非日常です。

コーチはクライアントに対して色々と働きかけはするものの、ほとんど会話はしません。そんなコーチに向かって、クライアントが自分のゴールについて話すというのは、どう考えても非日常です。

普段、忙しく生活している中では気付けない「やりたいこと」「欲しいもの」「望むもの」などは非日常の空間に入ると、ふと気付くことがあるように思います。

ある意味、非日常の空間は凝り固まった頭をほぐしてくれるのでしょう。


私たちは、少なからず現状に束縛されています。

社会通念や文化、習慣、ルールなどを何か絶対的に決められた動かせないものとして無意識に受け入れているものがたくさんあります。

そして、普段の生活の中では、それらに縛られていることすら全く気付いていないことも多いのではないでしょうか?

頭では何か窮屈な感じがすると分かってはいるのです。

都会の喧騒の中にいて、心も体も少し緊張しているのかも知れません。

何かワクワクするような未来を思い描いてみたいという気持ちがあっても、その時の心身が自由になっていないのです。

だから、たまには非日常的な、しかもゆったりとリラックスできる空間に飛び出して、半日でもいいから自分の未来についてゆっくり考える時間を作るのはとても意味のあることだと思います。

そんな風に過ごす時間が、現状の外側にある、心からやりたいと思うゴールを見つけるきっかけになるのだと思います。

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