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4年間満席の裏で何をしているのか?

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1.はじめに

今日のテーマは、4年間満席の裏で大切にしていることです。

私は今、起業5年目に入りました。最初の半年は、新規のお客様と全く出会えずに本当に焦りました。でも、そこから軌道に乗って、1年後からは募集をすると全ての講座がありがたいことに満席。お客様の数もじわじわと増え続けています。

先日告知をしたSNSライティングベーシック講座8期生は、19分で定員13名がいっぱいになりました。そこから慌てて席を確保してプラス4名にしましたが、結局1時間経たずに再度満席になりまた。

迷われていた方、その後お問い合わいただいた方など、かなりの方をお断りすることになってしまったのは申し訳ないなぁと思いながら、丁寧にサポートをしたいので今回は締め切りという形をとりました。

でね、これが「どうだ、すごいでしょう」という話ではなく、自然にやっていて満席になっているのか?というと、全然そんなことはないんです。つまり、何かを一生懸命やっているということなんですよね。

というこで今日は、何を考えて動いているのか?その舞台裏の一部をご紹介したいと思います。普段は長期講座生にはお伝えしますが、あんまり語らない部分です。特別にキュッとまとめて3つのヒントにしましたので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。

2.「ちりつも」の精神で動く

4年間満席の裏で何を大切にして働いているのか、1つ目は、「ちりつも」の精神で動くです。

全ては「ちりつも」精神ですよ、皆さん。

「ちりつも」は、「ちりも積もれば山となる」を略した略語です。「ちり」っていうのは取るに足らないような些細なこと、という意味ですが、そういった些細なことでも大切に継続をしていくと、「山になる」つまり大きな結果に繋がるという意味ですね。

個人の仕事は、地道に続けることが一番大切。これさえできたら、仕事は何とかやってきますよ。生きていくぐらいの収入は、十分得られると私は思っています。結果に繋がる人をたくさん見ていると、誰も一発屋じゃないんですよね。

1回、2回、3回・・・5回・・10回のチャレンジでは全然諦めていません。同じことを言い続け、やり続けられる人が登れる世界です。もうこれはね、他のVoicyメンバーも一緒なんじゃないでしょうかね。

昭和的な「とにかく、歯を食いしばって頑張らないと結果は出ませんよ!」と言いたいのではなく、自分が「これは大事だ」と思うことをブレずに、楽しく工夫をして、ときにはマイナーチェンジをしながらも、やり続けられますか?っていうことですね。これが「ちりつも」ってことですね。

個人で働いてる方は、「私ちゃんと『ちり』と思うようなものが積もっていってるのかな?」というところを、振り返ってみていただけるといいかなと思います。

3.常にわかりやすく認知活動をする

2つ目のヒントは、常にわかりやすく認知活動をしているです。

認知活動とは、「私こんなことやってますよ」「こんな募集してますよ」ということですね。

今世の中には魅力的で本当に良質なサービスもたくさんあります。そんな中、募集期間だけ「買ってください」って言って選んでもらえる時代ではありません。

常日頃から、気づいたら「私こんなことやってるんです」っていうことを、小出しに紹介していくことが大切になります。これもある種一つ目のヒント「ちりつも」精神ですよね。バーン!と募集をするわけではないけれども、「こういうことを私やってます」ってことをどれぐらい言えてるか?ということです。

例えば、私がどんなふうに認知活動してるかというと、「最近、〇〇という講座を受けてくださっている生徒さんがこんな質問してくれたんですよね」なんていう言い方をします。ただ「受講生さんが・・・」っていうだけのこともありますが、でも「こんな講座を受けてくれてる受講生さんが」とか「私こういうサービスを持ってるんですけれども、その受講生さんが」って言うと、「敦子さんはコーチングだけじゃなくってどうやら講座をやっているらしい」ということが伝わりますよね。

そこに興味を持ってくれた人が、次どうすると思います?きっと、私のLINEやメールマガジン、何か私のページにたどり着いていただいて「ホームページあるんだ」ってことに気がついて、ホームページを見てくれます。ホームページには詳しく講座の詳細、料金が書いてあります。その上で詳細までわかるように「次の募集はいつですよ」ということも書いてますので、ご興味がある方は心づもりができますよね。

いきなり募集期間だけ「募集です」って叫ぶんじゃなくって、普段からわかりやすく伝えるよう心がけています。

今回、ライティング講座に来てくれてる8期の方も「いつか受けたいと思っていた」もしくは「ずっとこの機会を待っていた」という方がほとんど。誰も通りすがりで申し込んでいらっしゃいません。

なので、それぐらい普段から「何を伝えているか?」ということが肝になってきますので、ぜひ魅力的に短い言葉で自分のサービスを説明をするという癖をつけていくといいと思います。

4.全ての基準は「はじめまして」の方に合わせる

3つ目のヒントは、全ての基準は「はじめまして」の方に合わせることです。

これもすごい大事。満席にしていくためには、大切なことがあります。1つは継続的に申し込んでいただくこと。つまり、一度申し込んでくださった方が、「何かまた受けたい」「また継続したい」と思っていただく関係性を築くということです。

また同時に、新規の方に常にお越しいただく環境を作ることも大切です。一度出会ったお客様が、一生自分のサービスを受けるわけではありません。どんなにいいものを提供していても、循環していくのが自然です。なので、新しいお客様にお越しいただくことは必要になります。末長い信頼関係を築くということも大切にしながら、新しい風も入れていって、新しいお客様の人数も少しずつ増えていく。そんな風にお仕事の輪が、大きくなっていくというのが理想的な個人の仕事の形になります。

「発信」と呼ばれる全ての媒体は、「はじめまして」の方に合わせる。つまり、今日皆さんのことを知った人が読んでも理解できるか?ついて行けるか?内輪の話で盛り上がって入りにくいなと思わせていないか?を確認しましょう。

長く起業されていてもなかなか安定しない方は、ここの意識が薄い傾向にあると考えています。なので「継続生とか昔の生徒さんは多いけど、新しい人が入ってこないんです」っていう方は、この三つ目のヒントを振り返ってみてください。どこかに伸びしろや、改善ポイントがあるはずです。

これ、つまりは思いやりですよね。初めての人でも、心地の良い環境を提供する。それはリアルでもSNSでもどこでも一緒です。ちゃんと相手に対して心地よくなっていただくように配慮しましょう。

5.まとめ/大切なのは思いやりを細部まで行き渡らせること

今日は4年間満席の裏で、私は何を大切にして働いているのか、その舞台裏をお見せしました。

他にもたっくさんありますが、その中でも代表的な3つをヒントとしてお渡ししました。

まず1つ目が「ちりつも」精神で動くでした。
ちりも積もれば全ては山となっていきます。一つ一つ大切にしていきましょう。

そして2つ目常にわかりやすく認知活動をする、3つ目は全ての基準は「はじめまして」の方に合わせることでした。2つ目と3つ目も連動してます。

大切なのは、相手に対する思いやりです。初めて会った人があなたのことを見てもすぐに「?」が出ないような、そんな発信やメッセージ、説明を1つずつできてるかな、ということを見直しをしていただきたいなと思います。

ここが「すごくお上手だな」とか「相手のことを考えてやっているな」っていう方は見ただけでわかります。そして、その人には人が集まってるんですよ。

なので「人が集まる人は何を大切にしているのかな?」っていうのをhow toの目線ではなく、日々のあり方や接し方っも観察してみると、盗めるものがあると思います。

私ももちろん周りにいる沢山の素敵な方が、普段どう人とコミュニケーション取ってるかなっていうのをいつも観察してます。そしていいなと思ったことは、メモして自分も実践したりなんていうこともしています。

もし今日この3つのヒントにやってみたいなと感じるものがあったとしたら、ぜひ今日から取り入れてみてください。

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